現在92歳の曽野綾子氏の「一人暮らし」書かれたのは80代後半を読みました。
彼女はお一人暮らしだそうですが、
秘書の方やお手伝いさんが毎日のように来られているようなので
純粋な一人暮らしとは言いにくいのですが、、。
私も配偶者の夫とどちらが先に逝くかはわかりませんが
いずれどちらかが一人暮らしになるでしょう。
一人暮らしの楽しみ方が色々書かれていました。
私も夫もそれぞれに自分の事は自分でするというのが信条なので
私が先に逝き夫が残されても
彼は家事は一通りできますから心配はいりません。
私も家の書類状の管理もできますから大丈夫です。
ただしこれは頭も体も元気を維持しているという条件が付きます。
友もいて今は楽しく出会えますが
いずれ友も年を取り出会えなくなっていきます。
筆者は孤独と絶望を知ってこそ人生の完成だと言われますが、、。
仕事柄今までに多くの一人暮らしの高齢者の方と関わってきましたが、
自分が一人生き残りそんな暮らしになるって考えたくはありませんでした。
この本を読んで色々と考えさせられました。
でもそういう日が来たら
その時々で最良な道を選んでいこうと思っています。
でも覚悟だけはしていないといけないのでしょう。
自分の人生これで良かったのかと自問自答しそれなりの答えも出しながら。