2019年9月30日月曜日

台風の塩害で




台風17号の塩害でイチョウやモミジなどの落葉樹は

紅葉を待たずして枯れてしまいポロポロと葉が落ちています。

まるで古事記のスサノオがイザナギから事よさしを受けた後

委任された海原を治めようとせずに成人してからも

母を求めて泣き叫び青山が枯れ果てたとありますが、

近隣の山は茶色くなりそんな感じです。

長崎の今年の紅葉は無理でしょう。

でもコスモスや百日草などの草花は枯れた所から、

逞しく新芽を出して花を咲かそうとしています。

次の台風18号も週の中頃には日本海を北上しそうです。

日本列島にもうこれ以上の被害が出ないことを願います。

Calling You



作曲家でピアノ演奏家でもある岩瀬貴浩氏の

3番目のアルバムの発売記念コンサートが昨夜あり

それに息子がチェロでゲスト出演をしました。

全て岩瀬氏の作曲された透き通るような癒しの曲でした。

小さなホールでの少人数でのコンサートでしたが、

チェロとピアノの演奏「Calling You」

のように縁ある方々があの場に

呼びかけられたように来て下さったと思えました。

来てくれた友人たちに感謝です。

秋の夜長、素敵な時間を過ごすことができました。

2019年9月29日日曜日

ミルク飲み人形


孫娘にプレゼントしたメルちゃん人形です。

昔々、私が人形を欲しがった時に母が針箱を出して

全く得意でもなかったのに、

有り合わせの布で人形を作ってくれました。

今思えばとても粗末なものだったのですが、

嬉しくてその人形と遊んでいました。

それからずいぶん経って、

近所にミルク飲み人形を持っている赤ちゃんがいました。

ミルクビンに水を入れて飲ませるのです。

目がパッチリしていて立派な可愛い人形でした。

私はその人形目当てにその家に行って

赤ちゃんの相手をしました。

60年位前の事ですが、ありありと思い出しました。

孫娘はこの人形を怖がり置いたら後ずさりをしますし、

孫息子は髪をつかんで持つ始末でした。

まだ人形と遊ぶには孫たちは月令が至らず、

箱にしまい押入れになおしました。

ミルク飲み人形を欲しかったのは私だったんです。

※今のミルク飲み人形は飲んだらミルクが消え、
元に戻すとまたミルクは入った状態に戻ります。

2019年9月28日土曜日

孫娘初誕生日




今日は孫娘の初誕生日でした。

お陰様で長崎に来て5か月元気に育っていて

3,4歩歩けるようになりました。

食欲が旺盛で「まんま、まんま」と叫びます。

誕生日のご馳走はお赤飯に鯛の塩焼き、紅白なますです。

もっとくれとばかりに「まんま、まんま」と全部食べました。

初誕生は長崎では餅の上に乗り餅を踏みます。

一連の儀式のためにママが用意した

ドレスを着て親指姫みたいでした。

神台の前に連れて行くとまんま娘は、

神様、ご先祖様に小さな手を合わせました。

どうぞこの子らの未来が平和で

災難少なき世であるようにと願います。

2019年9月27日金曜日

息子の木



庭のキンモクセイが開花して、

部屋の中までいい香りが流れてきています。

この木は次男の好きな木だからと

夫が8年前に30㎝位の苗木を仕事帰りに買ってきて、

息子が植えた木です。

今では2m位になりたくさんの花をつけています。

8年前、次男は人生の岐路で思い悩み

福岡から長崎の我が家に帰ってきたばかりでした。

その間何とか自分の道を見出し今に至っています。

息子の木ですから木が語ることができるなら、

息子のこれまでの思いを話すかもしれません。

枯れもせずに樹形も良くて、

いい香りまで放ち育ってくれたキンモクセイ。

有難いなあと思います。

2019年9月26日木曜日

カマキリ


一匹のみいるカマキリの雄と雌の違いはわかりにくいです。

でもお腹が少し丸っこいからこれはメスかな?

カマキリは卵から数百匹生まれても

成虫になるのは数匹だそうです。

生まれてから数か月生きて

最後は卵を産んで死んでいきます。

オスの場合は交尾中にメスに食べられる事もあり、

メスはその栄養で多くの子孫を残します。

夏の暑さにも梅雨の大雨にも

台風にも耐えて生き延びたカマキリ。

もうすぐ命は尽きるかもしれないカマキリですが、

愛くるしい面構えで

虫愛でるおばさんには可愛くてたまりません。


2019年9月25日水曜日

秋分過ぎて

   東琴平の金比羅神社から女神大橋を望む

  大浦天主堂の横から見た尖塔

   ミルクセーキ

今日は長いこと結婚で長崎を離れ

関東に住んでいた友人と大浦界隈でのお出会いでした。

ご主人が定年退職し親の介護もあり

40年ぶり位に長崎に戻って来た友人。

だから長崎には詳しくありませんので私が、

近況報告を兼ねて季節毎に会い長崎を案内しています。

今日のコースは大浦天主堂、大浦諏訪神社、

妙行寺の祈りの三角地帯から

気象台、東琴平の金比羅神社でした。

秋分の日から何かが変わったかのような空、

高台から眺める長崎港は気持ちよかったです。

学校も勤め先の銀行も同じでしたが

クラスも支店も別々で一緒になったことはありません。

でも共に元気でわかり合える友がいるって当たり前ではなく

有難いことだなあとしみじみ思う出会いでした。


2019年9月24日火曜日

塩みそぎ



今回の台風17号は海を上ってきていたので、

大量の塩が風にのって来て、

庭の草花や木々は塩害で枯れています。

マンホールも赤くさびが出ています。

家は海からは遠いのに、

ベランダの手すりも車も塩がかかっています。

秋分前に塩でみそぎが行われたような感じです。

雨が降ってこの塩を洗い流してくれないかなあ。

2019年9月23日月曜日

台風過ぎて


台風から一夜明けて外に出ると、

激しい風で庭は無残な姿でした。

コスモス、百日草、ケイトウなど

今からが楽しみだった花たちは風にもまれて全滅です。

暑さを口実に庭の草取りをしていませんでしたので、

これで強制終了です。

これからは庭の草取りをし来年の春に向けて

球根を植えたりし、庭を整理しないといけません。

稲やくだもの農作物などの被害が出てないことを願います。

2019年9月22日日曜日

停電で


今回の台風17号は久々に長崎では大風が吹き、

今やっと風はおさまり過ぎ去りました。

19時頃から停電になりました。

毎週末の夜は近所に住む義姉を迎えて食事会をします。

今日は丁度食事を作り終えた時に停電になりました。

ろうそくを灯しての姉との食事、

その後は息子がチェロを弾き

停電のおかげでロマンチックな夜でした。

その後には電気もついて良かったです。

2019年9月21日土曜日

嵐の前の静けさ


パンパスグラスとかかし


大型の台風17号が東シナ海を北上しています。

今は風も雨も降らず嵐の前の静けさという感じです。

稲は実り稲刈りを待っています。

大風、大雨でどうぞ甚大な被害で出ませんように、

大難が小難に小難が無難になりますようにと祈ります。

2019年9月20日金曜日

カネタタキ


3日ほど前に家の中に入ってきたカネタタキです。

初めは何の虫だかわかりませんでしたが、

家の中で夜になると「チッチッチッチッ」と鳴いていました。

今夜、蛍光灯の上にいるのを息子が捕まえてくれました。

それでカネタタキだとわかりました。

小さなコオロギって感じの虫です。

家の中では生き延びられませんから、

息子がそっと外に逃がしました。

カネタタキは今夜は外で他の虫たちとまるで指揮者がいて

オーケストラのような綺麗な音楽を奏でています。

2019年9月19日木曜日

お彼岸参り





お彼岸を前に墓参りに行ってきました。

母方のご先祖様のお墓ですが、

絶家となり長崎には私しかおりませんので、

墓の管理をしています。

猛暑の夏で水鉢はカラカラでしたが、

お盆に供えた切り花の千日紅から芽が出ていました。

不思議でびっくりしました。

もう母の実家の名前を継ぐ人はいませんが、

私の家に孫ができご先祖様は

命がつながった事を喜ばれたのかなと思いました。

30年も昔、祖父の家に私が息子たちを連れて行くと

祖父がやしゃ孫を見て喜んでいた姿が思い出されました。

そんな事を思い坂を下りていたら、

大好きなトンビが何度も頭上を舞ってくれました。

急な坂を登って墓参りをしたかいがありました。

爽やかな朝



久々に涼しい風が吹き爽やかな朝です。

東側のカーテンを開けたら、

サンキャッチャーから虹色の光が映り込みました。

庭に出て山に向かってあわうたの中山博氏の

「光たる山 清き川 すべてを受ける海に

いつくしみ 気を集めて 嬉しきとなす」と

祈りました。

皆様にとっても今日も善き日でありますように。

2019年9月18日水曜日

カワセミ君とキセキレイ



今日もカワセミ君が待っていてくれました。

魚を狙っているようなので、

その瞬間を撮ろうとじっと私は待ちました。

カワセミ君も魚がなかなか来ずに私との根競べでした。

キセキレイとカワセミは同じコンクリの上にいました。

魚を捕っている写真は撮れずいつもの後姿でした。

2019年9月17日火曜日

秋の夕暮れ





彼岸花にモンキアゲハ、稲にはスズメ。

例年彼岸花にはたくさんのチョウが来るのですが、

今年は少ないように感じます。

田んぼには実りを迎えた稲があり、

その上の電線にはスズメが群れて

ワイワイガヤガヤと稲を狙っているようでした。

魔法のなべ



昨夜のテレビ「逆転人生」はバーミキュラの鍋を作った

名古屋の土方兄弟の話でした。

私も9年前に鋳物工場のこの兄弟が苦労して作った

鍋の事を知り手元に届くまで長い事待って購入しました。

でも土方兄弟のお顔も名前さえ知りませんでした。

今回、鍋の事がよくわかってよかったです。

鍋は重ね煮をして色んな料理に使っています。

先日は嫌々期の孫が「いやーん、いらん」と

ご飯がなかなか進まないのですが、

この鍋で作ったカレーをたくさん食べてくれました。

番組を見て今更ながらお二人がどんなに工夫し

鍋をつくられたかが解りました。

その鍋を私は上手に使い美味しい料理を作り

家族の健康にも気をつけていかないとと思いました。

またよく見ると9年でけっこう傷などもありました。

丁寧に優しく大切に使っていこうとも。

作った人がわかるって物への愛着が違ってきます。

2019年9月16日月曜日

敬老の日に思う


私は60歳まで介護支援専門員として

主に老人介護の仕事に携わってきました。

今100歳を超える人は7万人いるらしいのです。

私も在職中に100歳を超える方に在宅介護で

3人関わらせてもらいました。

在宅で100歳以上の方に関わるのはほとんどの方は

施設で生活されているので珍しい事なのです。

見てる方は80歳位の高齢の娘さんやお嫁さんでした。

その中で戦後中国から引き揚げて来れれた方がいました。

その方の口癖は「人生は何があるかわかりません」でした。

100歳の方が言われるので重みがありました。

庭園業で中国で成功し、

全財産を捨てて引き揚げて来られ日本に帰ってからも

大変な苦労をされ仏教書をよく読まれた方でした。

何をしてさしあげても手を合わせ感謝をされる人でした。

関わった100歳以上の方々は認知症はなく

体は多少不自由でしたが素敵な方々でした。

先日はスーパーで元利用者の方とばったり出会いました。

96歳の一人暮らしの方で元気にされていて嬉しかったです。

高齢者の孤独死や虐待など闇の部分も体験しましたが、

素晴らしい方々との出会いもたくさんあり、

自分も高齢者となり、

その方々から学んだ事が今の自分の糧にもなっています。


2019年9月15日日曜日

トンボ



川沿いではトンボが大発生していました。

トンボの群れの中を歩くと顔にも触れそうな感じです。

夕日に輝いて

羽がキラキラと光りきれいで見とれてしまいました。

お盆の頃のトンボとは種類が違い少し大きめのトンボですが、

飛んでいるのでよくわからず調べようがありません。

トンボは前にしか進まず後退しないので「勝ち虫」と言われ

武士の時代から縁起のよい虫とされています。

私も不退転の心を持てば良い事起こるかも、、。

オオスカシバ


今日の訪問者はオオスカシバです。

透明の羽を持ちホバリングしながら口吻で蜜を吸います。

黄緑の背中でお腹は白でチョウ目スズメガ科ですから、

蜂みたいに見えますが蝶の仲間です。

春と秋に毎年庭のランタナに来ます。

2019年9月14日土曜日

日本の原風景



今年の彼岸の入りは20日ですので、

時を忘れずに彼岸花が咲き出していました。

稲も実が入り穂が垂れてきていますので、

じきに稲刈りも始まるでしょう。

長崎は台風こそ来ませんでしたが、猛暑だったので

高温障害で米の出来は悪いかもしれませんが、、。

田んぼに彼岸花は日本の原風景って感じでいいものです。

2019年9月13日金曜日

仲秋の名月



♪出た出た月が 丸い丸いまん丸い 盆のように月が

 隠れた雲に 黒い黒い真っ黒い 墨のような雲に

 また出た月が 丸い丸いまん丸い 盆のような月が♪


夕方の散歩でやっと見つけてきたススキと

団子を供え月を待ちました。

雲に隠れたり現れたりしながら

盆のような月はお出ましになりました。

2019年9月12日木曜日

満月を前に


今日も暑い暑い日でした。

でも外には澄み切った虫の声がして秋って感じです。

明日が仲秋の名月ですが、

今夜の月も美しく彩雲まで出ています。

明日はお月様にススキと団子を供え名月を愛でようかな。

雨乞い師の話




9月中旬にもなったのに真夏の暑さが続いています。

庭には草が伸び放題でその中にキバナコスモス、

アサガオ、ランタナなど雑草系の花が逞しく咲いています。

台風被害で停電が続いている千葉県の方々はこの暑さの中

どんなに大変な思いをされているのだろうかと思います。

日本ばかりでなく世界的にも異常気象が続いています。

そんな中で私は以前聞いた中国で暮らしていた人が

伝えたというタオ(道)の話を思い出しました。

※何か月も一滴の雨も降らず困っている村に
一人の老人の雨乞い師が呼ばれました。その雨乞い師は
「静かな一軒家を貸してほしい」とだけいい3日間籠っていたら
上空に雲が集まってきて雪が降る季節でもないのに雪が降ってきた。
村の人はどうしてそういう事が出来たのかと老人に聞くと
「ここは秩序から外れていて天の命じる通りにはなっていなかった。
そのため私はタオ(道)にいないという状態になってしまったので
私は3日間私がタオの帰って
自然に雨が降るまで待っていなければならなかった。」※

この話を思い出して、地球の変わり目かも知れませんが、

私たちの思いや行いがこうした状況を招いているのかなと、、。

台風被害にあわれた皆様の一日も早い復旧を願います。

2019年9月11日水曜日

9月生れ



我が家は夫、二男、孫娘、孫息子、義妹と5人の9月生れがいて、

今年の9月は誕生会で忙しいです。

孫娘は初誕生で餅ふみ、義妹は古希の祝いです。

昨日は夫72歳の誕生日で、いつものレストランに。

小さなケーキも頼み大好きな肉も食べれ満足のようでした。

今年早々には腹痛で緊急入院、手術もしましたが、

すっかり元気になり仕事も孫守りもしております。

しみじみと有難いなあと思う誕生会でした。

2019年9月9日月曜日

残暑厳しく



この残暑は人間にも大変ですが、

鳥も動物も植物もこたえるだろうなあ。

カワセミ君は

いつもの涼しい場所でちゃかり涼んでいました。

アオサギさんは涼しい所を探しているようでした。