2018年4月30日月曜日

仔山羊



「左手に 酸い葉もちてし 仔山羊つり」


病院から外泊の許可を得て帰ってきました。

帰る途中でヤギの子供が産まれ可愛いと聞きましたので、

近くのヤギを放し飼いにしている所に寄って来ました。

ヤギの子供は警戒心が強く近くには来ません。

勝手に孫の名前をつけて呼んでみたり、

生えている酸い葉(ギシギシともいう)を

与えようとしましたが無理でした。

親は慣れているので、すぐに来て食べてくれました。

子供は産まれて2,3か月でしょうか?

可愛らしい角が生えています。

田舎ののどかな春の風景で、

新鮮な空気をいっぱい吸い

蘇ったような気になりました。


2018年4月29日日曜日

固いベッド


「苦中でも 楽しみなされ 山笑う」

病院のベッドは固くて狭いです。

中国では5つ星の豪華ホテルでマットレスは適度な固さ

シルクの布団で快適でした。

そこに3日泊り家に帰ることなく直行で病院のベッドでした。

この固いベッドに何の喜びを感じたらいいのだろうか?

と思い一晩過ごしました。

普通人間は起き上がる時は、片手をふとんに自然につけて

体をひねり、もう片方の手でバランスをとって起き上がります。

でも私の場合、今は右手に力を入れベッドにつける事ができず、

左手に力を入れてベッド柵を握ってしか起き上がる事ができません。

だからベッド柵があるこの病院のベッドは有難いのです。

苦の中にあっても、喜びを探せばいっぱいありました。

2018年4月28日土曜日

鯉のぼり



「鯉のぼり 空に泳いで 帰り待つ」

今年は孫の初節句です。

長男は「何もいらんよ」と言いましたが、

5月の空に鯉のぼりをあげて孫に見せたいと

小さめの鯉のぼりを竹を分けてもらい夫がたてました。

屋根より高い鯉のぼりが

風に乗ってゆうゆうと泳ぐ様は何ともいえません。

私は病院で写真と動画でしかまだ見ていませんが、、。

連休に長男家族が来て私も外泊で帰ります。

鯉のぼりが家で私や長男家族を待ってくれています。

中国旅行(上海、蘇州、無錫)





「春の宵 無錫旅情を 懐かしむ」

夫と中国の上海、蘇州、無錫に

4月13日から16日まで行って来ました。

上海の人口2500万、蘇州1200万、無錫600万です。

高層マンションやアパートが乱立し、

車と電動自転車が走る道を

横断歩道などない所を大勢の人が渡っていきます。

人、人、人があふれています。

ルールなどなく交通事情は滅茶苦茶でした。

中国人のガイドは中国は人を大切にする国といいますが、

車の運転は荒く怖かったです。

百聞は一見にしかずで、テレビなどで知る中国とは違って

行って初めて感じる事が色々ありました。

上海は義母が戦前満鉄に勤めて住んでいた所だったし、

好きで何度も見たスピルバーグ監督の「太陽の帝国」の

上海租界が舞台だったので興味がありました。

でも旧市街がもうわずかで未来都市みたいな高層階の立派な

ビルがいっぱいでイメージとは違っていました。

蘇州は知り合いの礼儀正しい中国人の方の故郷で、

太湖のほとりで真珠養殖が盛んで真珠の関係が深い事や

不動産を持つ事がとても大切なことなど

彼女が日本で頑張ってきた理由みたいなものもわかりました。

蘇州、無錫は古都で運河が多く似たような風景ばかりでした。

上海での写真はもう肩の骨を折っていた時なのですが、

腫れて痛く腕は上がらず不自由でしたが、お気楽にも

打撲だと思い込んでいましたので普通に楽しんできました。

アジアの激流を肌で感じ痛い思いもした中国旅行でした。

でも本当に行けて良かったです。

2018年4月27日金曜日

楽しみ





「ひと肌の ぬくもりまさに 紅つつじ」

入院生活は色んな方々の手を借ります。

医者、看護師、理学療法士の方をはじめ、

ベッド、部屋の掃除、上げ膳据え膳で出てくる食事。

手術で腫れて痛む腕をはじめは手で

優しくゆっくりと撫でてもらいました。

その暖かさや優しさに痛みが解けていきそうでした。

お手当とはよく言ったものです。

骨を折った事は大変なことでしたが、

いっぱいの気づきもあり

これですんで良かったなあと思っています。

やっと今日から少し腕があがるようになり

望遠レンズのカメラのシャッターを

右手で押せるようになりました。

今までは小さなデジカメでした。

病院の玄関には燕が裏玄関にはつつじに葉桜、野ばらなど

鳥に花と素材がいっぱいあります。

入院生活でも自然の中の病院なので家にいる時と同じように

けっこう楽しめています。

2018年4月26日木曜日

山笑う




「朝ぼらけ 昇り立つ気の 春の山」

病院屋上からの風景です。

山が笑っています。

今日も鶯のケキョの声で爽やかに目覚められ

なんと有難いことかと思います。

本格的な腕をあげるリハビリが昨日から始まりました。

痛みを超えた所にしか喜びはありません。

PTの先生と息を合わせ頑張ります。

皆様もどうぞ善き日でありますように。

2018年4月25日水曜日

芍薬


「芍薬を 目にて服する 雨上がり」


家の庭に咲いていた芍薬を持ってきて病室に飾りました。

花一輪にも癒され、薬と同じような効果があります。

息子のお蔭で病室でもインターネット環境が整いました。

パソコン一台で世界と通じる有難さを感じております。

肩の手術より1週間が過ぎ、

今日からは腕を動かすリハビリが始まります。

リハビリに励み普通の生活に戻れるよう励みます。

2018年4月23日月曜日

今を楽しむ



「病室に 育てし子来る 夏ツバメ」

            
皆様ご無沙汰しております。

私は中国旅行で転び大したことないと思っていましたが、

帰ってきてから受診をしましたら右上腕大結節骨折でした。

生まれて初めての入院、手術を体験しています。

幸いにも元の職場の母体の病院でよくしてもらっています。

経過もよく、病室からの眺めは最高で窓は一枚の絵のようです。

窓すれすれにツバメもたくさん飛び楽しませてくれています。

へそ道や古事記塾での学びのおかげで

今この時をよいようにしていくよう心がけ

苦の中にあっても今を最高に楽しもうと思っています。

初めてづくしで気づきも色々あります。

病院はWi-Fiなどインターネット環境がありません。

受信も発信もできませんが、

一時的に家に帰ってこれを書いています。

1か月もすると退院できると思っています。

皆様もどうぞ充実した楽しい日々をお過ごし下さい。

※俳句を毎日書いています。
 私の句を息子が直してくれたものです。

2018年4月13日金曜日

お休み


近所の生垣のモッコウバラが

いい香りを放っていました。

いい季節になりました。

西の方面に旅に出ますので、

しばらくブログはお休みにします。

2018年4月12日木曜日

這えば


「這えば立て 立てば歩めの親御心 
       わが身につもる老いも忘れて」

昨日から息子一家が来ています。

お陰様で元気に7か月になりました。

カワユイです。

2018年4月11日水曜日

息子飯2


昨夜の息子飯は和食でした。

昆布とカツオでとったダシをベースに炊き込みご飯、

玉子ドーフとアオサの吸い物、肉じゃがと

ブリのさしみでした。

普段は料理などしたこともない息子が

工夫して作ってくれました。

美味しゅうございました。

久しぶりの仕事で家に帰ってきたら少々疲れますが、

暖かな思いのこもった食事をいただくとほっとします。

2018年4月10日火曜日



爽やかな朝です。

三日月がまだ空には残っていていい感じです。

日の出が早くなったので、

早起きし一連の自分のルーティンをこなすのも楽です。

庭はアザレアやつつじが咲き出しました。

シャクヤクも今年はいっぱいのつぼみが出ています。

今日も仲間と共に充実した日を送ります。

2018年4月9日月曜日

樹木の花



先日の雨で急にいっせいに新芽が伸びて

新緑が美しい季節となりました。

散歩コースにはカラタチの白い花、

モミジの赤いがくの中からは

小さな花が下に向かって咲いていました。

モミジはこの後ブーメランのような種ができます。

カラタチの花の後は丸い丸い青い実が、、。

桜や梅みたいに華やかで目立ちはしませんが、

どの樹木達も懸命に花をつける季節を迎えています。

2018年4月8日日曜日

逆天使のはしご




昨日の夕空は雲の合間から光がさし

逆天使のはしごが掛かかりトンビが飛んでいました。

今朝は冷え込みましたが、いいお天気になりそうです。

大切な日曜日、充実した日にしていきます。

2018年4月7日土曜日

いつの間にか


毎日職場との往復で散歩もせず1週間が過ぎました。

今日は北風が吹き寒い日となっていますが、

いつの間にか庭の梅の木も

葉がいっぱい出て実までついています。

季節は確実に移り変わっています。

今日もお昼まで仕事ですが、帰りには久しぶりに

鳥を見ながら川沿いをゆっくり歩いて帰って来ようかな。

2018年4月6日金曜日

テーブルヤシの花


もらった時は10㎝位のテーブルヤシが大きくなり

今年も黄色の4本の稲穂のような花が伸びてきました。

観葉植物に花がつくのは特別に嬉しいです。

細い葉の先からは鋭い光が出ているようです。

花言葉は「私を守る」だそうで、

いつも守られているのを感じます。

2018年4月5日木曜日

息子飯


今日の夕食は息子が作ってくれた

魚介類が色々入ったパエリアでした。

フルタイムの仕事を一時的に頼まれて行っているので、

夫が週4日、息子が週1日夕食を作ってくれています。

夫も息子も丁寧で美味しい料理を作ってくれます。

後片付けもきれいでお皿も鍋もピカピカです。

仕事は元の職場の関連の事業所ですが、

パソコンもうまく使えず役にはたっていませんが、

仲間が暖かく迎えてくれて助かっています。

家でも職場でも過保護のかほこさんです。

2018年4月4日水曜日

まむし草


金比羅山に登る途中に

そこだけスポットライトを浴びたように光っていたまむし草。

真ん中の花はまるで鎌首をあげたマムシのようで

出会ったらドキリとします。

あまり出会いたくない花です。

2018年4月3日火曜日

ツバメ



八郎川でも家の周りでもツバメが飛び回っています。

パートナーを見つけ卵を産み子育てをしないといけません。

ツバメは普通地面に降りるのをあまり見かけませんが、

海に近い川の地面で必至にエサを探し食べていました。

ミネラル分が豊富なのでしょうか?

昨年ツバメの巣を写真に撮っていたら

子を守ろうと必至になって両親のツバメが交互に

私の頭スレスレに飛んできて威嚇しました。

ツバメの子を思う心は凄かったです。

今年は親鳥がいない時を見計らって

ツバメの子を撮らないと、、、。

2018年4月2日月曜日

朔日参り


朔日参りは地元の古賀八幡神社に行きました。

神社の正面の扉が普段は閉まっているのですが、

朔日には開けてあります。

桜は満開で小学生の娘さんとお母さんが

お参りに来られていました。

小さな神社ですが、地元の方はけっこうお参りに来られます。

近所の方が日々お世話をされ総代さん達が運営に関わられ

維持されている神社です。

そんな方々のお蔭で神社は存続しお参りができます。

有難いことです。

2018年4月1日日曜日

八郎川の桜並木





昨日は夫と八郎川沿いを家から矢上まで歩きました。

ずっと続く桜並木の桜が満開で絶句。

長崎大水害の後に植えられた桜で

今が見頃の大木になっています。

川の両脇にかなりの本数植えてあり見応え十分です。

散り始めたものもあり、

川には花いかだができていました。

今年は雨が降らずどこに行っても

美しい桜を十分に楽しむ事ができました。