2014年1月26日日曜日

続悩む力


先日Eテレで姜尚中氏と是枝祐和氏の対談を見ました。

是枝監督の「そして父になる」の映画をを姜氏が見られる事から始まり、

家族とは、父とは、故郷とは何かについて対談がありました。

姜尚中氏は、息子さんを25才の若さで4年前に亡くされていて、

見ている私も心がヒリヒリと痛みました。

埋める事のできない物凄い悲しみと喪失感の中で、

「続悩む力」「心」を書かれています。

悲劇に見舞われて不幸な状態にある人ほど、宇宙に存在する深い真理を

垣間見る事ができ、苦悩することは大きな価値があると。

夏目漱石の主人公の心理なども出てきて、この本は、私にはかなり難解でした。


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