今朝の15分ドラマ「花子とアン」が放映されています。
20才の頃夢中になって読んだ「赤毛のアン」の翻訳者村岡花子の物語です。
ドラマでは、何か違和感を感じ、原作を読んでみたくなりました。
著者は、村岡花子の孫ですので、多くの花子の資料の中から、
丁寧に村岡花子の人となりがわかる人生が描かれております。
花子のみならず、彼女が生きた明治、大正、昭和の時代の女性の意識や、
その当時交流があった柳原白蓮をはじめ、市川房江、林芙美子などの交友関係、
社会背景などがわかり、とても面白かったです。
ドラマがどんなに面白くても、花子の真の生き方はわかりません。
本で知る彼女は、とてもドラマチックで仕事をしながら今を生きる
女性の先駆け的存在でとっても魅力的です。
ドラマは、また別の物語のようなものだと感じました。
私は、赤毛のアン全巻を40年近く持っていましたが、
昨年もう字が小さく読みづらく、読む事はないだろうと、
断捨離し、職場の高校生の娘さんにあげました。
彼女は喜んで読んでくれたそうです。
また大きな字の「赤毛のアン」を探して、読んでみようと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿