2024年7月23日火曜日

42年経ち


     カンナ

梅雨明けが発表されましたが今日も猛暑でした。

真夏の炎天下、負けじとばかりに咲くカンナはたくましいです。

今日は長崎大水害の日でした。

あれから42年が経ちます。

私は滑石で水害にあいました。

前の山が何とも言えない不気味な音が何度かして

ゴーという音と共に一気に山が崩れました。

初めて山全体がうなっているような山鳴りの音を聴きました。

土砂は住んでいたビルの1階のテナントに入り込みましたが

私は4階で大丈夫でした。

山が崩れ前で交通整理をしていた消防団の方、

横の家の方4人が亡くなられました。

そんな中でしたが土砂が幹線道路をふさいだ為に

大村の陸上自衛隊が直ぐに来て崩れてきた土砂や

大木を切って片付け始め土砂に流された方々をも探しておられました。

2次災害の危険があるにも関わらず夜中を通してされていました。

本当に自衛隊ってすごい方々だと思いました。

夫は仕事場から帰って来られず1人で本当に怖かったです。

当時は避難なんて誘導もされず家にいるしかなかったのです。

前の山が崩れる位だからもう長崎中だめだろうと思いました。

大変な災害でしたがその後、川幅を広げたり

山の斜面を舗装したりして復興していきました。

今日はお昼にサイレンが鳴り黙とうを来ていた孫と一緒にしました。

最近は何処かで何らかの災害が起こっています。

この猛暑だって災害レベルです。

私達人間が地球にひどい事をしてきた報いなのでしょうか?

こうして生きているって奇跡のようなものだと思いました。


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