2017年1月3日火曜日

金星観測地点(長崎市西山)

     金星観測台(1874年)

      狛犬

      狛犬

三本柱の常夜灯(1806年)


金比羅神社の南面に長崎金星観測碑というのがあります。

明治7年(1874年)に金星の日面通過を観測した所です。

日面通過とは、
太陽ー金星ー地球が一直線に並ぶことにより
地球から見たら太陽面を金星が通過していく現象だそうです。

観測台が残されていて、その近くに祭ってある神社には

コケティッシュな狛犬がありました。

また珍しい三本柱の石灯篭があり、

それは唐船航海安全のための常夜灯で1806年のものでした。

当時ここからは長崎港を通る船がよく見え

灯台の役目をしていたのでしょう。

昔々金比羅神社の前は、

真言宗のお寺「神宮寺」というものがあったそうです。

何度か金星観測碑の所は来ていましたが、

今回初めて金比羅神社右手の道に入り、ゆっくりと見て回り、

知らなかった金比羅山の歴史を知りました。

正月から面白い発見があり良かったです。

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