NHKで最近放送されたドキュメンタリー絵本作家
甲斐信枝さんの「足元の小宇宙」を見ました。
雑草の美しさにひかれ草花を描き続けておられる
85才の甲斐さんのチャーミングな
童女のようなお姿に惹きつけられました。
さっそく児童図書館の方に行き本を検索し、
子供用のテーブルに本を広げ
小さなイスに座り読みはじめました。
植物の花や種など緻密に圧倒的な表現力で
生き生きと描かれていて美しく真に迫ってくるのです。
物語も愛がいっぱいで心の琴線にふれ涙が出てきます。
子供がはじめて出会う絵本となっていますが、
悲しみ喜びを知り尽くした大人が味わえる良書です。
甲斐さんの本は息子達が幼い頃に読んでやった
記憶はあるのですが、内容は忘れていました。
こんなにすごい本だったのに、情けないことに
若い頃の私は何もわかってなかったなあと思いました。
年を重ねたからこそ気づくことが多々あります。
絵本ゆっくり味わって読もうと
書庫入りしていたのも出してもらい借りてきました。
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