昨日は長崎原爆の日でした。
空には日輪に彩雲と2重に虹が出て
空気は澄みスズメが群れて囀り平和な日でした。
原爆で亡くなられた方達への鎮魂と
今の平和への感謝の天からのメッセージだったのでしょうか?
私は長崎生まれの長崎育ちで被爆2世です。
当時爆心地から2キロ内の父の家は焼け、
父はかろうじて防空壕に逃げ込み助かりましたが、
祖母は原爆から10日後に亡くなっています。
母は大橋の兵器工場で働いて負傷した妹を
探しに毎日爆心地に通ったそうです。
両親共に原爆の話はあまりしませんでしたが、
父が母親を一人で自宅横の畑で荼毘にした時の
何とも言えない空しさを語った時がありました。
原爆後8年後に生まれた私の世代は、
まだ原爆の記憶があまりに生々しく
小学校でも先生達は原爆についてはあまり話されませんでした。
8月9日は登校日でしたが、平和教育は特別ありませんでした。
永井博士の「あの子」の歌なども歌わなかったし知りませんでした。
平和な時が続くことを、
長崎を最後の被爆地にと切に願いました。
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