昨日は長崎に原爆が落とされてから72年目の日でした。
テレビで長崎市長の「長崎平和宣言」、
被爆者代表の深堀好敏氏(88才)の「平和への誓い」を聴きました。
長崎市長の思い、深堀さんの原爆体験や平和への願いが
胸に響いてきて涙涙でした。
長崎では昭和46年から小中学校で
平和学習が行われていて原爆の日は登校日です。
私が小中学校の頃は、登校日も平和学習もありませんでした。
あまりに悲惨な原爆体験を当時は語りたくもなく、
封印し口を閉じてスルーしていたのでしょう。
原爆資料館にも大人になってから初めて行った位です。
両親とも被爆者でしたが、私が成人してから
父は原爆で家を焼かれ母親を亡くし
一人で柿木の上で母親を荼毘にした時の
何ともいえない虚しさを話してくれました。
母も爆心地のそばの大橋の兵器工場にいる妹を
毎日毎日探しまわった時のことをよく話していました。
もうそこは人も馬も死んで地獄絵図だったと、、。
亡くなられた7万4千人、負傷者7万5千人。
たった1発の原子爆弾で一瞬にして、
無辜なる人々を奪い去ってしまう本当にむごいことが
72年前の長崎と広島で起こったのです。
原爆で亡くなられた方の鎮魂と恒久平和を願い
今年も11時2分に黙とうをしました。
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