叔母の家の整理の時に祖父の重要書類の中に
何枚もの昭和17,18年発行の戦時貯蓄債券が出てきました。
日本勧業銀行、郵便局などが発行し
大日本帝国などの表記があります。
祖父は当時なけなしのお金を戦争債券に貯蓄していたのでしょう。
でも敗戦で戦後は紙屑同然となり、
捨てるに捨てられず家の権利書などと一緒に保管していました。
先日4夜連続でNHKドラマ「東京裁判」が放送されました。
私達世代は東京裁判どころか戦後の混乱の歴史を
詳しく学ぶことはなくてほとんど知りません。
ドラマはよくできていて、わかりやすかったです。
あの戦争から戦後の時代を
祖父母、両親世代は必至に生き抜いてきました。
この券に戦時中、戦後の祖父母等の複雑な思いを感じました。
家の様々な物は整理はしますが、
ご先祖様への思いや感謝は忘れずにしていこうと思います。
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