2013年6月21日金曜日

長崎放射線影響研究所


写真は、中川町にある原爆の影響について日米で研究している

長崎放射線影響研究所(略して放影研)です。

私は昨日原爆2世なので、

被検者として放影研に行って、色々な検査を受けて来ました。

行ったのは、23歳、50歳の時と、今回で3回目でした。

これからは4年毎に検査が行われるそうです。

色々と検査を受ける為の説明を受け、同意書にサインをしました。

私の両親は共に被爆者です。

父は爆心地から2キロ以内の自宅で被爆し、祖母は亡くなりましたが、

幸いにも防空壕に入り助かったそうです。

でも原爆の後遺症で髪は抜け、出血したそうです。

貧血に苦しみ、晩年は肺がんに罹りました。

母は、大橋の兵器工場にいた妹を探すために、

原爆が落ちてから毎日爆心地に通ったそうです。

そのためか、乳がん、子宮がん、脳腫瘍などを患いました。

私は今健康には、問題はありませんが、

放射能の遺伝子に及ぼす影響などを調べる為の検査であれば、

放影研への協力はおしみません。

核兵器の使用や原発事故などが

二度とおこらない事を切に願います。

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