外海町ルルドの奥の広場の石垣
バスチャン屋敷に続く石垣
我が家の敷石
外海町にある、結晶片岩でできた石積みの石垣です。
この石垣はいたる所にあり、この地方独特な、雰囲気が感じられます。
遠藤周作記念館の入り口もこの石で作られています。
この石は温石(おんじゃく)ともいいます。
昔、隠れキリシタンは、あまりに厳しい迫害の為、
外海の海から五島に逃れて行きました。
その時は、この石を船に積み、船の上での即席の竈や
船の安定を保つためのバラスや碇にしたのではないかと言われています。
でもそれ以上に、故郷の石として、
大切に持って行ったのではないかと思います。
今も五島で、五島にはないこの石が残っているそうです。
我が家にも3個この石があり、家を建て替える時に、
あまりに綺麗なので敷石にしてもらいました。
その時は、外海の石だとは知りませんでしたが、
何か因縁めいたものを今感じます。
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