2013年5月31日金曜日

光永寺(長崎市桶屋町)

  光永寺山門

  イチョウの大樹

市民会館横にある光永寺に行って来ました。

5本の筋が入った塀がある格式のあるお寺です。

筋塀のあるお寺は長崎では、あまり見かけませんから。

山門も鐘楼も歴史を感じさせます。

門を入ると、大木のイチョウの木があります。

このイチョウの木は、原爆の爆風から山門を守ったそうです。

樹齢はわかりませんが、かなりの大木です。

長崎市では、大音寺の大イチョウに次ぐのではないかと思います。

でも樹形は、まっすぐで枝は枝垂れていて美しく、

市内で一番ではないかと思います。

木の下に立ちましたら、

枝垂れた枝が、優しく包んでくれて、とても癒された気になりました。

是非足を運んでいただきたいお寺です。

ここもおすすめです。



2013年5月30日木曜日

東明山 興福寺(長崎)

  大雄宝殿

  そてつ 

  アーチ型黄檗天井

今日は、紫陽花季が行われている寺町の興福寺を訪ねました。

この寺は国指定重要文化財の黄檗宗の唐寺、

隠元禅師が開かれた由緒ある寺です。

今沢山の珍しいがく紫陽花が、お寺の周りを飾っています。

曇り空で、少し雨が降る今日みたいな日は、紫陽花を見るのにぴったりでした。

もちろん紫陽花は良いのですが、

やはりここは、いつ来ても樹齢350年以上はたっていると思われる

大木の左右2本のソテツが素晴らしいので、

芝生を踏まないように、ソテツに近づいて触れてきました。

寺の庭には、四季折々に花が咲き、今からはハスも咲きます。

風情のあるお寺です。

おすすめです。


2013年5月29日水曜日

バラが咲いた

  

 
 

やっと我が家のバラが咲きました。

バラは、虫がつきやすく、病気にもなりやすいので、

花が咲くまでやきもきします。

ピンクのバラは今年も、4月にバラゾウムシがつき、花芽がポトポト落ちたので、

「もう切るよ」とバラを脅しました。

脅しをかけられたバラは、生き残る為に必死で、

別の蕾を出し続け咲いてくれました。

赤のバラは、昨年頂いたものをさし木でつけました。

虫もつかず今年見事に咲いてくれました。

おりこうさんでした。

育てるのに色んな思いをするので、花が咲いたら特別嬉しいです。

道の駅で、過ぎたバラが売ってありました。

バラ風呂にして楽しみました。

家で咲いたバラは、とてもこんな事はできませんが、、、。


2013年5月28日火曜日

石積風景(外海町)

   外海町ルルドの奥の広場の石垣

   バスチャン屋敷に続く石垣

   我が家の敷石

外海町にある、結晶片岩でできた石積みの石垣です。

この石垣はいたる所にあり、この地方独特な、雰囲気が感じられます。

遠藤周作記念館の入り口もこの石で作られています。

この石は温石(おんじゃく)ともいいます。

昔、隠れキリシタンは、あまりに厳しい迫害の為、

外海の海から五島に逃れて行きました。

その時は、この石を船に積み、船の上での即席の竈や

船の安定を保つためのバラスや碇にしたのではないかと言われています。

でもそれ以上に、故郷の石として、

大切に持って行ったのではないかと思います。

今も五島で、五島にはないこの石が残っているそうです。

我が家にも3個この石があり、家を建て替える時に、

あまりに綺麗なので敷石にしてもらいました。

その時は、外海の石だとは知りませんでしたが、

何か因縁めいたものを今感じます。



2013年5月27日月曜日

ドロ神父 大平作業場跡(外海町)




明治12年ドロ神父は、遠い遠いフランスのノルマンディー地方から

長崎の外海町に28歳の若さで神父として来られました。

宗教的指導者であると共に、地域の発展に貢献されました。

外海の貧しい人々が、自分の村で働き、生活できるようにと、

養護院などの施設建設、農業、印刷、医療、土木、

教会などの建設、開拓事業など様々な分野で尽くされました。

社会福祉概論などの福祉の教科書には、必ずドロ神父の事は書いてあります。

この写真の大平作業所跡は、出津の変岳の裏を買い求め、

17年かけて開墾し、農業開墾活動に伴う施設跡です。

外海の玄武岩を使い、レンガで仕上げ、強固で、美しい建物だったことでしょう。

ドロ神父は、ここまで馬で来られていて、まだ鉄の馬止めが残っていました。

ドロ神父は貴族の出身で、74歳で亡くなられた時は、ほとんどの財産は

この外海の地域発展の為に使い果たされていたそうです。

大平作業所跡は、瓦やレンガが崩れ落ちていましたが、

ドロ様の地域の方々に対する深い思いは、朽ちてはいないことを強く感じました。

帰りに食べた、ドロ様ソウメンの何と美味しかったことか。


2013年5月26日日曜日

大野教会(外海町)




大野教会は、明治26年にドロ神父が外海町神浦の山の方に建てられた教会です。

外海町の玄武岩割石とモルタルで固めた壁(ドロ壁)で、

地域の風土に密着した古い教会です。

友人sさんの案内で今回も訪ねましたが、外海町は、

長崎市に2005年に編入されこの教会をはじめ、色々な遺跡は、

手入れされ、以前と比べ見て回りやすくなっていました。

外海町には、カトリックの遺跡が沢山あり、何度来ても新しい発見があります。

大野教会は、ドロ神父のお心が伝わってくるようなあたたかな教会でした。

2013年5月25日土曜日

沈黙の碑(外海町 出津)

   沈黙の碑

   沈黙の碑より出津の海を望む 

今日は、友人の案内で、

遠藤周作『沈黙』のモデルとなった外海町出津(しつ)に来ました。

思えば1992年3月に、私達家族は、この出津の海に遊びに来ていました。

その時海で、ある人物の撮影が行われていて、

ドロ神父記念館、出津教会と私達が行くと、そこでもまたその方と一緒になりました。

その方は、まぎれもなく遠藤周作氏でした。

その時の撮影が、その後ビデオ本となり出版もされました。

それ以来、私は遠藤周作氏の愛読者となりました。

『人間がこんなに哀しいのに、主よ海があまりに 碧いのです』

碑が刻んである岩は、碧く光っていて、まるで海の色のようでした。

2013年5月24日金曜日

奇しき事




1週間前より、幸福の木から花芽が伸び始めました。

毎日観察しています。花の根元からは、みつが出ています。

なめてみると、みつは蜂蜜のような味がしました。

我が家に来て、18年になりますが、初めて花をつけました。

奇しき出来事です。

まだ蕾ですが、後1週間もすると開花するでしょう。

どんな花が咲き、どんな香りを放つのか楽しみです。

我が家にも、何かミラクルが起こったらいいなあ。


2013年5月23日木曜日

雲仙吹越橋

   吹越橋

   吹越橋より下を望む 白いのはヤマボウシ

先日友人であり同志であったKさんを見舞いました。

その人は、今重篤な病の中にあります。

彼女との思い出がこの吹越橋です。

彼女の70歳の古稀のお祝いにと、仲間5人で

百か台公園(国見)からここにヤマボウシを見に来ました。

13年程前の事です。

今はまだ時期が早く、ほんの少ししか咲いていませんでしたが、

その時は、それはそれは見事なヤマボウシで、

橋から見下ろしても、見上げても白い花が、霧の中幻想的に咲いていました。

彼女をはじめ、「ウワー」と皆歓声をあげて見たのを思い出します。

その時は、元気でとても喜んでくれました。

願わくは、彼女の闘病が、苦しまず穏やかなものになりますように。

2013年5月22日水曜日

雲仙ミヤマキリシマ

    仁田峠から妙見岳のミヤマキリシマ

    国見岳のミヤマキリシマ

   平成新山

今日は、友人夫婦が雲仙に誘ってくれました。

ミヤマキリシマが、仁田峠は満開でした。

黄砂で見晴しは、いまいちでしたが、新緑の中、小鳥の声をききながら、

山の空気をいっぱい吸って来ました。

マゼンタ色のミヤマキリシマから、エネルギーもたくさん頂きました。

こんなに綺麗なミヤマキリシマを見たのは、久しぶりでした。

今度は、6月のヤマボウシが楽しみです。

雲仙はいつ訪れても、素晴らしいです。




2013年5月21日火曜日

アマリリス




庭にアマリリスが2株咲いています。

夫の母が、元気な頃、自分で育てていたアマリリスの球根を

持ってきてくれて植えたものです。

私の母も、アマリリスが好きでした。

子供の頃の花と言えば、今の時期だと、アマリリス、なでしこ、

百日草、ダリア、マリーゴールド、カンゾウなどの花が、

家や近所の庭には植えてありました。

2株のアマリリスを見ていると、愛いっぱいだった二人の母を思い出し

涙が出てきます。

先日は、母の命日だったせいでしょうか。



2013年5月20日月曜日

ようこちゃん


私はこのセントポーリアに、ようこちゃんと名前をつけています。

元同僚(ようこさん)から、

彼女が冬に差し芽でつけたのを頂き、鉢植えにしました。

私がいつも使用するテーブルに置いています。

今もこの花を見ながら、ブログを書いています。

『ようこちゃん可愛いね、沢山咲いてくれて有難う』などと

毎日声をかけています。

そしたら、沢山の花芽が上がり、絶える事なく花を咲かせてくれています。

にこにこして、毎日仕事を頑張っている彼女のようです。





2013年5月19日日曜日

フロランタン


梅雨の走りでしょうか、今日は雨です。

大好きな5月も後わずかになりました。

今日は家にいて、久しぶりにフロランタンを作りました。

フロランタンはフレンチェの菓子、

イタリアからきたお菓子という意味だそうです。

これを食べると、濃厚なキャラメルヌガーが、クッキーにのっていて

ほんわかとして、少し贅沢な気分になります。





2013年5月18日土曜日

矢上神社

          一の鳥居

   本殿

   御神木 むくろじの木
 
矢上神社の本殿が鳥居から見えたので、立ち寄りました。

ここは、長崎で一番古い神社と言われています。

まだ建て替え中で、6月に出来上がる予定だそうです。

大切に守られてきた神社なので、矢上の町の中にあっても、

樹木がうっそうとしています。

楠、むくろじ、紅葉、けんぽなし、イチョウなど色々な木があります。

10月17日は、矢上くんちがここで行われます。

きれいになった矢上神社で早くお参りがしたいです。



2013年5月17日金曜日

デジカメ教室


今日は、公民館講座のデジカメ教室でした。

授業で、この画面を写真に撮って下さいと言われて撮った写真です。

先生は、県展の写真部門の審査員もしていらっしゃる有名な方でした。

生徒は、熟年世代がほとんどで、男性が多かったです。

私は、説明書も読まず、息子にカメラの扱い方を習って、

この1年写真を撮って来ました。

だからデジタルカメラの基礎知識はほとんどなく、

K(キロ)とM(メガ)G(ギガ)T(テラ)の

単位のことも全く知りませんでした。

2時間の授業は、普段使わない脳を使って、面白くはありましたが、

終わったらとても疲れました。

色々学び、良い写真をアップしたいと思っています。



2013年5月16日木曜日

バラ園(諫早白木峰)






今日は自称3人娘で、諫早白木峰のバラ園に行って来ました。

白木峰のバラ園は、民家の隣の畑に様々なバラが植えてあります。

13年程前から、3人で春か秋に毎年来てますが、

バラ園の広さは、今では以前の2倍から3倍位にもなっています。

多彩でどの花も美しく、バラの香りで満たされていました。

4年程前の秋に行った時には、そこの方がはさみと紙を持って来られ、

『好きなだけ切って持っていって』と言われ、

沢山のバラを頂きました。

その切りバラを、3人とも十分に楽しんだ後、それぞれがさし木をしました。

その中で、Iさんのだけが、何本もさし木がつきました。

その後、彼女はバラの育て方を勉強して、上手にバラを育てています。

2013年5月15日水曜日

コーヒーミル


35年位前に買った手挽きコーヒーミルです。

今も、毎朝ハンドルをゴリゴリ回し、豆を挽いてコーヒーをいれています。

香りと音で、その日の朝が始まります。

鋳物でできていて重く丈夫なので、今でも現役です。

ただ少し錆は出てきました。

面倒だからと、コーヒーの粉を買ったりもしましたが、

やはりミルで挽いた方が美味しいのです。

今日は、写真をとる為もあって、油を使って磨きました。

ますます風格がでてきました。

大事にしなくてはと思いました。


2013年5月14日火曜日

イエスOK


2年前に、とても気にいって、

5月に着ようと思って買ったボレロ風上着です。

しかし、あまりに真っ白で、自信がなくて着れませんでした。

昨年、紅茶で煮て、少しきなりにしましたが、

やはり着れませんでした。

今年こそ着ようと思い、思い切って着たら、

毎日でも着たい1枚になりました。

自分はダメダメと思っている時は、何ともなりませんでしたが、

今のままでいいよ、イエスOKと思えたら着たい服までもが、

自信をもって着れるようになれました。



2013年5月13日月曜日

未来からの呼びかけ



古賀の福瑞寺に咲いていた

ピエール・ド・ロンサールというつるバラです。

私もこのバラの苗木をバラの愛好家の方に頂いて育てています。

しかし初めに5個の花をつけていただけで、

その後全く咲きませんでした。

昨年偶然にこのバラが、鉢で咲いているのをお寺で見つけました。

その時未来の我が家のバラのように感じ、希望を持ちました。

今年、我が家のバラは、今小さな蕾をつけています。

未来からの呼びかけに、鉢の土を入れ替えたりしたのが、

良かったのでしょうか。

2013年5月12日日曜日

サイン会


今日は紀伊国屋福岡本店で、

『ママとパパをえらんできたよ』の著者ロスコ氏の

サイン会があり行ってきました。

17時からでしたが、多くの方が並び、

私も順番をまってサインをしてもらいました。

綺麗な色をたくさん使って描かれているスタイリシュな絵本です。

自分の根源に触れられる本で、何度も読もうと思っています。

サインをしてもらった事で、また特別な本になりました。

2013年5月11日土曜日

継続


今日ジョギングしていたら、やまぼうしの花が

天に向かって十字の清楚な花を咲かせていました。

天気さえ良かったら、毎日走ります。

走り始めて2年になり、距離は少しづつ伸びています。

こうして続けることができるのは、

古賀の自然に触れられるし、

走っていると解放された気分になり楽しいからです。

たぶん体に良いとか、痩せたいからでは続かなかったと思います。

意外となんでも、自分で決めた事は、何年でも続けられます。

そこに喜びを見い出してはまってしまうのです。

継続は力なり。

ジョギングの成果としては、新陳代謝がよくなって冷え症が改善しました。

体脂肪や体重はあまり変化はありませんが、

変化がないのが維持できていていいのかも。



2013年5月10日金曜日

コルベ記念館


      コルベ神父銅像

    コルベ記念館


本河内にある聖母の騎士のコルベ記念館です。

ポーランド出身のコルベ神父は、

1930年アジアでの布教活動の為に、長崎に来られました。

清貧な生活を送りながら、学校教育と出版を手がけられ、

6年間長崎で過ごされました。

その後帰国され、1941年にはアウシュヴィッツで

死刑の宣告を受けた方の身代わりとして47歳で殉教された方です。

コルベ記念館には、コルベ神父ゆかりのもの、自筆のノートや

当時の印刷機や機械などが置いてありました。

その中で、私は中央にコルベ神父の執務室が再現されていて、

その場に心ひかれました。

それは当時使われておられた質素な手作りの机といすでした。

係の方が、すすめられたので、そこに座ってみました。

そこは、静謐で厳かな場でした。

マザーテレサもヨハネパウロ2世もここで静かに祈られたそうです。

心の深い所で感動しました。

来てよかったなあとしみじみ思いました。

2013年5月9日木曜日

ルルド(長崎 本河内)


  ルルド入口

  マリア様

  少女ベルナデッドとマリア様

今日は、聖母の騎士のルルドに行って来ました。

英彦山の麓、本河内にルルドはあります。

1932年にコルベ神父が、フランスのルルドをまねて、

人々の幸福を願いこの地に作られました。

山より清水が湧き出てて、泉があり、

この水を、頂いて飲むと元気になります。

ここは、カトリックでは有名な所で、

マザーテレサ、ローマ法王なども来られています。

この聖なる場は、今日も私をあたたかく包んでくれました。


2013年5月8日水曜日

記念日


結婚の時、

『順境の時も逆境の時も、死が二人をわかつまで添い遂げます。』

と誓って早36年。

今日は、とおる&ろこの結婚記念日でした。

過ぎてしまえば、光陰矢の如しで早いものでした。

でもこれからは、仕事も終えて、互いに向き合う時間が多くなります。

リ・マリッジ。

これからです。

2013年5月7日火曜日

匂い立つ


    すいかずら


    ジャスミン

道を歩けば、すいかずらやジャスミンの良い香りがしてきます。

5月は、どこを切り取っても素敵です。

爽やかな風、それに揺れる木々、樹木や花の香り、空。

永遠に5月だったらいいのにと思います。

花はまずは、色や形を愛でますが、匂いも大切な要素です。

白い花は、おおむね香りが良い花が多いようです。

そういえば、今はまっている本

『テンペスト』の主人公真鶴こと寧温からは

香り立つ花の匂いを感じます。


2013年5月6日月曜日

とっくりの木


   とっくりの木


      諏訪 月見茶屋と楠の木

今日は、諏訪神社のすぐ下にある長崎公園で

とっくりの木を見てきました。

長崎市の指定天然記念物です。

アオギリ科の高木で樹齢80年以上で、珍木です。

本当に、お酒のとっくりそのものの樹形です。

長崎公園は、県立図書館の方から、

諏訪神社へ行く階段を上るとすぐにあります。

長崎開港に尽力した長崎甚左衛門の銅像

藤棚、動物園、月見茶屋 ピエールロチの碑など

楠の木に囲まれていて、いつ行っても良い所です。

しかし新緑の今が最高です。

おすすめです。


2013年5月5日日曜日

張子の虎



今日は端午の節句です。

節句には、一般的には武者飾りで、兜などを飾りますが、

我が家では、張子の虎を飾ります。

30年近く前、息子の初節句に夫が、

『なんで、息子の名前に平和の平を付けているのに、戦いの物を飾るのか』

と言うので、

母は、張子の虎を買ってくれました。

この季節、毎年出します。

歯が1本かけているものの、首を振って可愛らしい虎です。

でも息子は、小学生になったら、歴史好きになり、

戦国武将にあこがれ、兜を欲しがりましたが....