2016年6月12日日曜日

横山幸雄4大ピアノ協奏曲


ピアノ 横山幸雄 九州交響楽団  
     アクロス 福岡シンフォニーホールにて

  ベートーベン     ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
  ショパン        ピアノ協奏曲第1番
  チャイコフスキー   ピアノ協奏曲第1番
  ラフマ二ノフ      ピアノ協奏曲第2番
 

普通は1回の演奏会でピアノ協奏曲は1曲で、

演奏会の華なのに、

今回の演奏会は4曲も横山氏がピアノを弾かれます。

急に行けなくなった知人より、せっかくの演奏会なので

是非行ってほしいとS席のチケットをいただきました。

横山氏の演奏会は実に15年ぶり3度目でしたが、

ピアノコンチェルトは初めてでした。

協奏曲ですから、ピアノをオーケストラに合わせないと

いけないのでスコアは全て暗記され

ピアノも楽譜なしの暗譜で超人的な3時間の演奏をされました。

満席の福岡シンフォニーホールは、横山氏の全身全霊で

弾かれる曲に、1曲終わるごとに拍手は鳴りやまず、

最後はスタンディングオベーションでした。

感動で私もお隣の方も涙していました。

生涯でこんな演奏会に恵まれることはそうありません。

私にとっては「猫に小判」のような

もったいなくも尊い演奏会でした。

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