ニュー長崎ホテルロビーにある聖セシリアの胸像です。
このブロンズ像は、二十六聖人のレリーフを制作された、
彫刻家船越保武氏の作品です。
何年か前に、長崎県立美術館で、船越保武氏の作品展があり、
私は、聖ベロニカとこの聖セシリアに強く惹かれました。
ベロニカは、キリストが最後ゴルゴダの丘を登るとき、
額の汗を自分のベールで拭いてあげたとされる女性。
セシリアは、伝説的受難記では、激しい迫害時ローマにあって、
若い命をたたれ殉教し、その後教会音楽の聖人とされた女性です。
若く清らかな美しさにひかれ、ここに来たらいつも見入ってしまいます。
だからではありませんが、今日も友人との待ち合わせは、
ここのロビーにしました。
先日このホテルに宿泊しました。エレベーターに乗る時目の端にアレっ!慌てて見に行くとやはり舟越保武の作品でした。
返信削除西坂のふもとにふさわしい作品が置かれていると思い心にしみました。