2016年2月20日土曜日

ギロチン





政治にほんろうされ続けられている諫早湾干拓事業の

潮受け堤防上の道路の中の休憩地に寄りました。

海と調整池とを隔てている壁(ギロチン)が

メンテナンスの為に上げられ堤防は一部開いていました。

かきなどの貝殻が付き汚れがひどく

劣化予防のためにきれいにしているようでした。


この事業、60年前に米不足のために

開拓をして田んぼにしようと始まったそうですが

その後の米あまりの時代になっても動き出した公共事業は

止められず、今は農業者側、漁業者側、それぞれの立場で

裁判が行われていて、制裁金がそれぞれに払われています。

私が小学生の頃(53年前)、干拓奨励の時代

社会科見学でこの干拓を見に来ました。

水門は開けた方がいいのか閉じた方がいいのか

わかりませんが、時代とともに全ては変わっていきます。

最善の方法で解決ができることを望みます。

対岸の普賢岳は、

人間の愚かな行為をじっと見ているかのようでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿