政治にほんろうされ続けられている諫早湾干拓事業の
潮受け堤防上の道路の中の休憩地に寄りました。
海と調整池とを隔てている壁(ギロチン)が
メンテナンスの為に上げられ堤防は一部開いていました。
かきなどの貝殻が付き汚れがひどく
劣化予防のためにきれいにしているようでした。
この事業、60年前に米不足のために
開拓をして田んぼにしようと始まったそうですが
その後の米あまりの時代になっても動き出した公共事業は
止められず、今は農業者側、漁業者側、それぞれの立場で
裁判が行われていて、制裁金がそれぞれに払われています。
私が小学生の頃(53年前)、干拓奨励の時代
社会科見学でこの干拓を見に来ました。
水門は開けた方がいいのか閉じた方がいいのか
わかりませんが、時代とともに全ては変わっていきます。
最善の方法で解決ができることを望みます。
対岸の普賢岳は、
人間の愚かな行為をじっと見ているかのようでした。
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