浦上天主堂正面
内部ステンドグラス
聖人像の被爆遺構
被爆マリア像頭部
♪ こよなく晴れた青空に かなしと思う切なさよ
うねりの波の人の世に はかなく生きる野の花よ ♪
「長崎の鐘」より
浦上のカトリック信徒は、江戸時代から弾圧に耐え、
明治になってからも禁教は解けず津和野などに流されました。
禁教が解け、生き残り帰って来てからも
昭和20年には原爆にあい大変な受難を受けています。
それでも浦上の信徒さん達の信仰は深く、
原爆の年のクリスマスには、破壊された教会の
鐘楼から鐘を掘り起しアンゼラスの鐘を鳴らし
教会も1954年には再建しています。
信徒数も日本で一番多く大きな教会です。
叔母の葬儀や平和コンサートなど
今までに何度も訪れている浦上天主堂ですが、
原爆で壊れた鐘楼の一部、聖人像、
被爆マリアの頭部像など
被爆70年の今年は迫ってくるものがありました。
先日は、あまりに空が青く、
「長崎の鐘」の音楽が教会から聞こえてくるような日でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿