2015年9月9日水曜日

浦上天主堂

      浦上天主堂正面

   内部ステンドグラス

      聖人像の被爆遺構

被爆マリア像頭部

♪ こよなく晴れた青空に  かなしと思う切なさよ
  うねりの波の人の世に  はかなく生きる野の花よ ♪

                    「長崎の鐘」より


浦上のカトリック信徒は、江戸時代から弾圧に耐え、

明治になってからも禁教は解けず津和野などに流されました。

禁教が解け、生き残り帰って来てからも

昭和20年には原爆にあい大変な受難を受けています。

それでも浦上の信徒さん達の信仰は深く、

原爆の年のクリスマスには、破壊された教会の

鐘楼から鐘を掘り起しアンゼラスの鐘を鳴らし

教会も1954年には再建しています。

信徒数も日本で一番多く大きな教会です。

叔母の葬儀や平和コンサートなど

今までに何度も訪れている浦上天主堂ですが、

原爆で壊れた鐘楼の一部、聖人像、

被爆マリアの頭部像など

被爆70年の今年は迫ってくるものがありました。

先日は、あまりに空が青く、

「長崎の鐘」の音楽が教会から聞こえてくるような日でした。

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