昨日の大雨は、何事もなかったかのように、
秋の七草の女郎花(おみなえし)が咲いていました。
台風は、温帯低気圧に変わりましたが、
昨夜の長崎の雨はひどかったです。
1982年の長崎大水害を思い起こしました。
当時私は、市内の滑石のアパートの4階に住んでいました。
夕方から、激しい雨が降り始め、(3時間で300㎜以上)
目の前の川はあふれ、アパートの駐車場の車が
プカプカと浮き、何台も流されていきました。
前の山は、ゴーゴーと不気味な山鳴りが何度もして、
ガーと山崩れが起きました。
ものすごい量の土砂と大量の大木が流れてきました。
隣の自動車会社は、押しつぶされ5人の方が亡くなられ、
私のアパートの1階(テナント)は、土砂で埋まりました。
幸い4階だったので、被害はありませんでしたが、
長い事その恐怖から離れられず、大雨が降るたびに震えていました。
あれから31年が過ぎ、以前ほど怖がらなくなりましたが、
やはり集中豪雨は、ニュースで見るのも苦手です。
これから先、ひどい災難が起きない事を願うのみです。