2018年12月13日木曜日

春徳寺(長崎市)





昨日の続き。

長崎市にある臨済宗建仁寺派の春徳寺です。

大村藩長崎領主の長崎甚左衛門もキリシタンでしたので、

住まいの桜町の地に長崎初の教会(1569年)

とセミナリオ(小神学校)コレジオ(大神学校)を建てました。

その後禁教令後の1651年、

この地に臨済宗の春徳寺が移転されました。

梵鐘はこの当時のものです。

古い瓦もすじ塀に残してありました。

大樹の楠も当時からあり、

仏教からキリスト教また仏教へと時代が動いた大変な時を

見ていたのではないかと思いました。

甚左衛門は禁教となりこの地を離れ、

最後は時津で亡くなったそうです。

奇しくも訪ねた12月12日は命日でした。

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