日本最初のキリシタン大名であった大村純忠が亡くなり、
禁教令も出て次の代に日蓮宗に改宗し開山したお寺です。
古くて立派な建物、広い敷地のお寺で、
大村家の代々の異常に大きな墓石や五輪の塔などもあります。
キリシタン大名だった大村純忠はかなり狂信的だったらしく、
領民もキリシタンに改宗させ、南蛮貿易などのために
長崎港や茂木などイエズス会に寄進しました。
その後豊臣秀吉が九州を平定したので、
寄進されていた長崎は取り上げられました。
続く徳川幕府も長崎を幕府直轄の天領とし、鎖国を迎えても
長崎は日本で唯一の西洋文化の窓口でした。
450年ほど前に一寒村の漁港にすぎなかった大村藩長崎領の港を
家来の長崎甚左衛門に開かせた大村純忠。
寄進の良しあしではなく、
長崎の歴史を感じた本経寺訪問でした。
本経寺では、イチョウの黄葉、裸木のムクノ木、
大輪のピンクのツバキが見事でした。
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