2016年8月26日金曜日

東山魁夷展(九州国立博物館)

        九州国立博物館

    唐招提寺からのハス

今月28日まで九州国立博物館で開催されている

「東山魁夷展」に残すこと4日でやっと行くことができました。

唐招提寺御影堂の東山画伯の障壁画は、

年に1度鑑真和上の命日を挟んだ3日間に

奈良の唐招提寺御影堂でのみ公開されていました。

16年前にどうしてもそれが見たくて、当時高校生だった

長男に奈良まで同行してもらい一緒に見に行きました。

今回、御影堂の建物修復工事のために68面全部を

九国で再び見ることができ感無量でした。

これから数年間は、現地では見ることはできないそうです。

その他画集や日曜美術館で何度も見ていた

有名な本物の絵をいくつも見れて本当に良かったです。

本物の絵は、思っていた以上に大きくて、

深い青や緑からは静謐さが伝わってくるようでした。

好きな絵の前からは立ち去りがたかったです。

これから先、障壁画をはじめ、こんなに多くの東山画伯の作品を

見る機会は訪れないように思えました。

昨日は、一期一会の稀有なる時をもてて幸せでした。

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