唐招提寺からのハス
今月28日まで九州国立博物館で開催されている
「東山魁夷展」に残すこと4日でやっと行くことができました。
唐招提寺御影堂の東山画伯の障壁画は、
年に1度鑑真和上の命日を挟んだ3日間に
奈良の唐招提寺御影堂でのみ公開されていました。
16年前にどうしてもそれが見たくて、当時高校生だった
長男に奈良まで同行してもらい一緒に見に行きました。
今回、御影堂の建物修復工事のために68面全部を
九国で再び見ることができ感無量でした。
これから数年間は、現地では見ることはできないそうです。
その他画集や日曜美術館で何度も見ていた
有名な本物の絵をいくつも見れて本当に良かったです。
本物の絵は、思っていた以上に大きくて、
深い青や緑からは静謐さが伝わってくるようでした。
好きな絵の前からは立ち去りがたかったです。
これから先、障壁画をはじめ、こんなに多くの東山画伯の作品を
見る機会は訪れないように思えました。
昨日は、一期一会の稀有なる時をもてて幸せでした。
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