月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ
法然上人
仏教徒にとって、お盆は大切な行事の一つです。
私も叔母の新盆で、大音寺のお盆供養に行って来ました。
そこに法然上人さんの和歌がかかっていました。
月の光が届かない人里はないけれど、
その月を眺める人の心の中にこそ月は住むという意味の歌。
月は阿弥陀様のことのようですが、それを恩恵と受け取ると
「全ては見守られていて、それは人の自覚しだいですよ」
と言われているように感じました。
今年は猛暑で、その中でのお寺参り、墓参りと大変ですが
ご先祖様への感謝と供養を表す大切な行事。
今夜は外に提灯を出して、
帰省した息子達と共に両親、叔母などご先祖様を迎えます。
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