2016年8月14日日曜日

お盆





月影のいたらぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ
                         法然上人


仏教徒にとって、お盆は大切な行事の一つです。

私も叔母の新盆で、大音寺のお盆供養に行って来ました。

そこに法然上人さんの和歌がかかっていました。

月の光が届かない人里はないけれど、

その月を眺める人の心の中にこそ月は住むという意味の歌。

月は阿弥陀様のことのようですが、それを恩恵と受け取ると

「全ては見守られていて、それは人の自覚しだいですよ」

と言われているように感じました。


今年は猛暑で、その中でのお寺参り、墓参りと大変ですが

ご先祖様への感謝と供養を表す大切な行事。

今夜は外に提灯を出して、

帰省した息子達と共に両親、叔母などご先祖様を迎えます。

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