西洋ニンジンボク(白)
今日は長崎へ原爆が落とされてから
71回目の原爆の日です。
私の両親はともに原爆の被害にあっています。
爆心地から2キロに住んでいた父は、家は焼かれ
母親を亡くし自分自身は防空壕に逃げて
命は助かりましたが、放射能の影響は受けました。
一人で母親を自宅そばで荼毘にした時の
何とも言えない空しさを話してくれたことがありました。
母は、爆心地のすぐ近くにあった大橋兵器工場に
被爆した妹を探しに毎日探しに行って被爆しています。
父は兵隊で激戦のガタルカナルで奇跡的に生き残り
長崎に帰って来てから、再び原爆にもあいました。
私が生きていることの不思議を思います。
いくつも確率の中で両親が生き残り出会い
私が産れて生きている。
そして子を産み、またその子も結婚しいつかは子が産れ
命を紡いでいくと、、、。
原爆の日とは、
亡くなられた無辜なる人々の冥福、恒久平和を祈るとともに
自分自身の命についても考える日であります。
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