2016年8月9日火曜日

長崎原爆の日

    西洋ニンジンボク(白)


今日は長崎へ原爆が落とされてから

71回目の原爆の日です。

私の両親はともに原爆の被害にあっています。

爆心地から2キロに住んでいた父は、家は焼かれ

母親を亡くし自分自身は防空壕に逃げて

命は助かりましたが、放射能の影響は受けました。

一人で母親を自宅そばで荼毘にした時の

何とも言えない空しさを話してくれたことがありました。

母は、爆心地のすぐ近くにあった大橋兵器工場に

被爆した妹を探しに毎日探しに行って被爆しています。

父は兵隊で激戦のガタルカナルで奇跡的に生き残り

長崎に帰って来てから、再び原爆にもあいました。

私が生きていることの不思議を思います。

いくつも確率の中で両親が生き残り出会い

私が産れて生きている。

そして子を産み、またその子も結婚しいつかは子が産れ

命を紡いでいくと、、、。

原爆の日とは、

亡くなられた無辜なる人々の冥福、恒久平和を祈るとともに

自分自身の命についても考える日であります。

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