昨日は先月亡くなった
従姉(85歳)の御主人の享年90歳のお詣りに自宅に行ってきました。
従姉は自然死に近い老衰で亡くなったご主人の悲しみの中にいるにも関わらず、
まだお逮夜が毎週ありお詣りの人も来るので氣が張っていて元気でした。
畑を耕し冬野菜のキャベツ、カブなどを植えていました。
以前は亡くなったご主人がしていたのを
彼が弱ってから彼女がするようになったそうです。
従姉はとにかく人を大切にする人で訪ねると精一杯の接待をしてくれます。
まるで旧約聖書創世記第18章に出てくるアブラハムのようです。
「アブラハムは人が来たら走っていって人を迎え入れ、
急いで水を取ってきて足を洗ってもらいパンを作らせ
子牛を調理したものを出し客人の前に供え彼等の前に立って給仕した」
とあります。
彼女は熱心な仏教徒ですので
アブラハムみたいに信仰心が強く真心の人なのです。
実年齢は85歳の高齢者ではありますが心身共に健康で話しをしていても
友人と話しているような感覚になる人です。
帰り際には軽やかに柔軟な腰で畑のショウガを抜いて葉を落とし、
木からレモンをもいで持たせてくれました。
来月はご主人の49日で忌明けがやってきます。
それが終わっても氣を落とす事なく彼女が彼女らしく
生き生きと生活していくことを心から願って帰ってきました。
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