2022年8月14日日曜日

ホオズキ(鬼灯)

実家の母はお盆には必ずほおずきを用意して

千日紅と一緒に盆花として飾り、墓にも供えていました。

だから私もお盆の墓参りにはホオズキ、千日紅を持っていきます。

母はお盆には盆棚に茅で編んだこもを敷き、果物、干菓子、栗、

ご飯、お茶などは朝、昼、夕と供えとても忙く動いていました。

それを3日分取って置き、15日夜にはみんなこもに包み

精霊流しをするために父が

花を添えて大波止の集積所まで持っていっていました。

父が亡くなってからは夫がしてくれていました。

私はお盆は迎え火の提灯を出し墓参りをすることしかしませんが、

母が家に来たらさぞ残念がるだろうなあと思います。

お盆は亡くなったご先祖様など家に帰ってくると言います。

叶うことならば母に会いお詫びと感謝をのべたいなあと思います。

この年になり母に対し感じる事がたくさんあります。

先日は母の夢を見ました。

いつも母を批判ばかりしていた親不幸な娘だったのに

夢の中で優しく母をほめている私がいました。

今の私になるまで自由に忍耐強く育み育てたくれた父母。

母の事を思い、

今夜はお盆の御仏飯を供えようと思いました。


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