実家の母はお盆には必ずほおずきを用意して
千日紅と一緒に盆花として飾り、墓にも供えていました。
だから私もお盆の墓参りにはホオズキ、千日紅を持っていきます。
母はお盆には盆棚に茅で編んだこもを敷き、果物、干菓子、栗、
ご飯、お茶などは朝、昼、夕と供えとても忙く動いていました。
それを3日分取って置き、15日夜にはみんなこもに包み
精霊流しをするために父が
花を添えて大波止の集積所まで持っていっていました。
父が亡くなってからは夫がしてくれていました。
私はお盆は迎え火の提灯を出し墓参りをすることしかしませんが、
母が家に来たらさぞ残念がるだろうなあと思います。
お盆は亡くなったご先祖様など家に帰ってくると言います。
叶うことならば母に会いお詫びと感謝をのべたいなあと思います。
この年になり母に対し感じる事がたくさんあります。
先日は母の夢を見ました。
いつも母を批判ばかりしていた親不幸な娘だったのに
夢の中で優しく母をほめている私がいました。
今の私になるまで自由に忍耐強く育み育てたくれた父母。
母の事を思い、
今夜はお盆の御仏飯を供えようと思いました。
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