2017年11月5日日曜日

祈りの岩 枯松神社(長崎市外海町)



外海町の枯松神社に行ってきました。

潜伏キリシタンが集まりオラショを唱えた場所で、

明治になってサン・ジワン神父を祭る神社になっています。

珍しいカモフラージュのキリシタン神社です。

登り口左には、

当時オラショの祈りを唱えた「祈りの岩」がありました。

大きな結晶片岩の一枚岩で、大人が何人か入れる岩です。

入ってみたらあたたかな感じがしました。

私が初めて枯松神社を訪れたのは20年以上前でした。

その時は、とても暗い感じがして

入口付近までしか行けませんでした。

今は改築され訪れる人も増えて明るくなっていました。

帰りに駐車場まで降りると、

なんと珍しい蝶のアサギマダラがひらひらと飛んできて、

晴れているのに、静かな優しい雨が一瞬だけ降ってきたのです。

とても清々しい静謐な感じがしました。

一緒にいた方が「私があらゆる形で接する全ての人々に対して
私を今日祝福の水路として下さい。」

と願われそう生きられている方だったからでしょうか?

行くのに躊躇があった枯松神社でしたが、

場が明るく軽くなっているようで行って良かったです。

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