※ 傷つき異物を抱き玉(ぎょく)を育てる
真珠は貝にとっては異物 貝は傷つきながら
異物そのものの存在を認め 異物を胎内に抱き
忍耐強く排除せず 美しい膜で同化しつつ
いつしか宝石に育てあげている ※
今野華都子氏のブログ伊勢神宮「神の計らい」
に書かれてあった言葉です。
心の深い所にズシンと響きました。
真珠貝が真珠を育てるのは、
母親が子を育てるのに似ているように思いました。
実のわが子であっても、別々の個性を持った魂です。
わがままな娘であった私を母は傷つきながらも
玉(ぎょく)にはなれなかったけれど、
何とか一人前に忍耐強く育ててくれたんだなあと、、。
もう40年も前に、
母から買ってもらった真珠のネックレスがあります。
私の首の長さに合わせて、5粒はずしとっていました。
今度、その真珠でシンプルなイヤリングを作りました。
耳元で玉がゆらゆらゆれて、
あたたかな気持ちになります。
真珠への思いが特別なものになりました。
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