2016年10月21日金曜日

真珠



※ 傷つき異物を抱き玉(ぎょく)を育てる

真珠は貝にとっては異物 貝は傷つきながら 
異物そのものの存在を認め 異物を胎内に抱き
忍耐強く排除せず 美しい膜で同化しつつ
いつしか宝石に育てあげている       ※

今野華都子氏のブログ伊勢神宮「神の計らい」

に書かれてあった言葉です。

心の深い所にズシンと響きました。

真珠貝が真珠を育てるのは、

母親が子を育てるのに似ているように思いました。

実のわが子であっても、別々の個性を持った魂です。

わがままな娘であった私を母は傷つきながらも

玉(ぎょく)にはなれなかったけれど、

何とか一人前に忍耐強く育ててくれたんだなあと、、。

もう40年も前に、

母から買ってもらった真珠のネックレスがあります。

私の首の長さに合わせて、5粒はずしとっていました。

今度、その真珠でシンプルなイヤリングを作りました。

耳元で玉がゆらゆらゆれて、

あたたかな気持ちになります。

真珠への思いが特別なものになりました。

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