新潮文庫 黒川伊保子
もし急に爆発が起こったら、とっさに逃げ出すか、しゃがむかします。
夫婦というのは、子孫に残す遺伝子の組み合わせを増やす為にも、
こんな時、無意識の反応が同じにならない組み合わせになっているそうです。
全く正反対の人を生物学的に選ぶのだそうです。
男女はそういうのを感知して恋に落ち、結婚します。
そして夫婦は、互いに快適に暮らせるパートナーだと思い生活を始めます。
でも本当に、正反対なんです。
妻が寒がりなら、夫は暑がり、妻がおおざっぱなら夫は几帳面です。
我が家も全くそうです。
初めから、正反対を選んでいるのだから、あわないのは当たり前です。
男性脳と女性脳の違いがわかれば、
自分の夫だけがそうではなく、脳の違いだったんだと理解できます。
骨髄液が入れ替わるサイクルは7年周期だそうです。
結婚生活も7の倍数でそれぞれに転機があり、7年目の浮気、
21年目から嫌気が顕在化し、28年目では熟年離婚の危機、
35年目を過ぎると徐々に愛おしさがわいてくるそうです。
笑いながら身につまされる事ばかり書いてあり、
男性、女性の既婚者、結婚を考える未婚の方に超お勧めの本です。
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