2001年TBSの「明るいほうへ明るいほうへ」という金子みすゞの実話にもとづく
17歳から亡くなる26歳までの物語が松たか子主演で詩と共に放映されていました。
金子みすゞの詩はよく知っていますが彼女の人生については
子供を残して自死した事しか知りませんでした。
こんなに美しく暖かな詩を書かれているのに結婚生活は大変で
悲惨な人生だったんだなと知りました。
持っていた詩集「睫毛の虹」を引っ張りだして25年ぶり位に読みました。
昔の本はほとんど処分し少し気になる本は
段ボールに入れて押し入れの奥にしまっているのですが
この本はすぐ出せるよう本棚にありました。
大事な本だと思いそうしていたのです。
英訳と挿絵はよしだみどりさんが書かれています。
この本には「明るい方へ明るい方へ」の詩は入っていませんが
有名な詩は大概入っています。
この年で金子みすゞの人生を知った上で読んだらまたしみじみいいなあと。
ドラマの最後に3歳で残された娘さんが70代で元気にされていて
金子みすゞの詩を世に出され現在金子みすゞ記念館の館長をされている
矢崎節夫氏と共に出られ嬉しかったです。
蒸し暑くきつい日に出会った金子みすゞの詩は
爽やかないい風がふいたような氣になり良かったです。
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