2025年8月21日木曜日

映画「雪風」見て


庭の草取り終えてご褒美の映画「雪風」見てきました。

私の父は昭和17年7月から昭和18年2月まで激戦地のガダルカナル島にいました。

それは悲惨な戦いで多くの戦死者を出し餓死、マラリアなどの病死者もいて

7割位亡くなった中でかろうじて生き延び日本に帰ってきました。

帰る時は駆逐艦が迎えに来て佐世保に無事に着いたそうです。

そんな話を父から聞いていましたので

迎えに来た駆逐艦がこの雪風だったかどうかはわかりませんが

この映画見たかったのです。

始めにガダルカナルが出てきてもうそこから涙涙でした。

父は生き延び助られて日本に帰り昭和20年には原爆にまであっています。

それでも生きて母と出会い私があります。

多くの艦船、巡洋艦、駆逐艦が海の藻屑と消えていく中で

船の護衛、兵士の移動、物資の補給、人員の救助など何でも屋の駆逐艦「雪風」。

駆逐艦38隻の内で唯一戦後まで生き残り戦後は引揚者の救助などし

その後は中国に賠償艦として引き渡された船です。

幸運にも生き残った艦なので「幸運艦」と言われていたそうです。

日本は色々あっても私たちは今戦争もなく平和に暮らせています。

戦争、平和、日本国についての思いが重なるいい映画でした。

今年の邦画はいい映画が多く当たり年です。


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