庭の草取り終えてご褒美の映画「雪風」見てきました。
私の父は昭和17年7月から昭和18年2月まで激戦地のガダルカナル島にいました。
それは悲惨な戦いで多くの戦死者を出し餓死、マラリアなどの病死者もいて
7割位亡くなった中でかろうじて生き延び日本に帰ってきました。
帰る時は駆逐艦が迎えに来て佐世保に無事に着いたそうです。
そんな話を父から聞いていましたので
迎えに来た駆逐艦がこの雪風だったかどうかはわかりませんが
この映画見たかったのです。
始めにガダルカナルが出てきてもうそこから涙涙でした。
父は生き延び助られて日本に帰り昭和20年には原爆にまであっています。
それでも生きて母と出会い私があります。
多くの艦船、巡洋艦、駆逐艦が海の藻屑と消えていく中で
船の護衛、兵士の移動、物資の補給、人員の救助など何でも屋の駆逐艦「雪風」。
駆逐艦38隻の内で唯一戦後まで生き残り戦後は引揚者の救助などし
その後は中国に賠償艦として引き渡された船です。
幸運にも生き残った艦なので「幸運艦」と言われていたそうです。
日本は色々あっても私たちは今戦争もなく平和に暮らせています。
戦争、平和、日本国についての思いが重なるいい映画でした。
今年の邦画はいい映画が多く当たり年です。
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