頂いたみな規格外のガーベラです。
オレンジのは大きすぎるから、ピンクのは花びらが
均一でないからと売り物にはならないそうです。
イスラエル人作家のアモス・オズ氏の
「わたしたちが正しい場所に花は咲かない」を読みました。
イスラエルとパレスチナの問題に触れながら、
自分の立場を絶対としないこと、別の立場、別の見方もあって
もしかしたらそれも正しいかもしれないという
ある種の曖昧さを残しておくべきだと主張されています。
夫婦関係、親子関係、友人知人との人間関係においても
自分が正しいと他人をも巻き込みどうにかしようと
最終決着を求めるにではなく不確実なものをかかえて
生きるのに慣れることを書かれています。
良かれと思って私もついおせっかいをしてしまいます。
でもみんな違うし相手には迷惑な事も
多々あるんだろうなあと思えました。
規格外のガーベラも美しさには変わりなく精一杯咲いています。
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