2018年6月11日月曜日

わたしたちが正しい場所に花は咲かない



頂いたみな規格外のガーベラです。

オレンジのは大きすぎるから、ピンクのは花びらが

均一でないからと売り物にはならないそうです。

イスラエル人作家のアモス・オズ氏の

「わたしたちが正しい場所に花は咲かない」を読みました。

イスラエルとパレスチナの問題に触れながら、

自分の立場を絶対としないこと、別の立場、別の見方もあって

もしかしたらそれも正しいかもしれないという

ある種の曖昧さを残しておくべきだと主張されています。

夫婦関係、親子関係、友人知人との人間関係においても

自分が正しいと他人をも巻き込みどうにかしようと

最終決着を求めるにではなく不確実なものをかかえて

生きるのに慣れることを書かれています。

良かれと思って私もついおせっかいをしてしまいます。

でもみんな違うし相手には迷惑な事も

多々あるんだろうなあと思えました。

規格外のガーベラも美しさには変わりなく精一杯咲いています。

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