令和3年3月3日のきりりと冷えた清々しい朝です。
月も西の空にまだ残り、太陽とお月様とに見守られた朝。
昨日夜に「父、芹沢光治良、その愛」の本を読み終えました。
次女の野沢朝子さんが80代から書かれた本で現在91歳で
昨年出た本です。
私は22才頃に夫から作家芹沢光治良氏の自伝的長編小説「人間の運命」
を教えてもらい7冊全部を夢中で読みました。
それ以来ずっと芹沢氏の本はほとんど読んだと思います。
芹沢光治良氏は明治29年生まれで1993年に96歳で亡くなられていますから
若い方は知らない方が多いかと思いますが、、。
芹沢氏が90歳になられた頃から毎年1冊づつ書き下ろされた
「神の微笑」などの神シリーズ8巻も出るたびに買って読みました。
私はその頃は次男がまだ赤ちゃんで子育てに大変な時期で
本屋に行けなくて夫に頼んだ時もありました。
20代、30代の若い頃に読んだ芹沢氏の本はしっかり頭に入っています。
だから娘さんが書かれた本を新聞で知った時は
とても嬉しく読むのを楽しみにしていました。
ワクワクドキドキしながら読み、
かつて読んだ芹沢氏の事がありありと浮かびました。
野沢朝子さんもお父様の芹沢氏と同じように
神に対する深い思いと年を重ねられ
いきつかれた境地を語られていて
読むに値する素晴らしい本でした。
昨年全捨離で芹沢氏の本も全部処分してしまいました。
せめて神シリーズはとっておけば良かったなあ。
「人間の運命」7巻、神シリーズなどまた読もうと
図書館に予約を入れました。
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