2021年3月3日水曜日

清々しい朝



令和3年3月3日のきりりと冷えた清々しい朝です。

月も西の空にまだ残り、太陽とお月様とに見守られた朝。

昨日夜に「父、芹沢光治良、その愛」の本を読み終えました。

次女の野沢朝子さんが80代から書かれた本で現在91歳で

昨年出た本です。

私は22才頃に夫から作家芹沢光治良氏の自伝的長編小説「人間の運命」

を教えてもらい7冊全部を夢中で読みました。

それ以来ずっと芹沢氏の本はほとんど読んだと思います。

芹沢光治良氏は明治29年生まれで1993年に96歳で亡くなられていますから

若い方は知らない方が多いかと思いますが、、。

芹沢氏が90歳になられた頃から毎年1冊づつ書き下ろされた

「神の微笑」などの神シリーズ8巻も出るたびに買って読みました。

私はその頃は次男がまだ赤ちゃんで子育てに大変な時期で

本屋に行けなくて夫に頼んだ時もありました。

20代、30代の若い頃に読んだ芹沢氏の本はしっかり頭に入っています。

だから娘さんが書かれた本を新聞で知った時は

とても嬉しく読むのを楽しみにしていました。

ワクワクドキドキしながら読み、

かつて読んだ芹沢氏の事がありありと浮かびました。

野沢朝子さんもお父様の芹沢氏と同じように

神に対する深い思いと年を重ねられ

いきつかれた境地を語られていて

読むに値する素晴らしい本でした。

昨年全捨離で芹沢氏の本も全部処分してしまいました。

せめて神シリーズはとっておけば良かったなあ。

「人間の運命」7巻、神シリーズなどまた読もうと

図書館に予約を入れました。

0 件のコメント:

コメントを投稿