2015年5月29日金曜日

「食べない人たち」



最近読んだ本の中で、衝撃を受けた本の一冊です。

断食、一日一食などブームではありますが、

何も食べないで生きる人達が

いらっしゃる事にびっくりしました。

またその方達が、「不食」がもたらす効果について

食べない方が、心と体にどれだけ幸福をもたらすかを

語っておられ、読んでいてそうかもしれないと

不思議に思えました。

著者の一人である森美智代さんは、

白鳥哲監督「不食の時代」

鈴木七沖監督「食べることで見えてくるもの」の

ドキュメント映画に出ておられます。

  人は食べ物だけに飢えるのではない。
  求めれば求めるほど飢餓感は強くなっていく
  悩みや問題のもとは飢え(○○が欲しい)
  最大の飢えは「愛」
  食べ物への執着が薄れていくと
    物事への執着も薄れていく
  愛に気づくようになる       本より

アメリカウィスコン大学のサルの実験、

小食のサルと普通に餌を与えたサルの比較

小食のサルが寿命が延び、元気で若々しい姿。

小食すらも難しい私は、息子より食べたくなったら

「サルを思い出せ」とよく言われます。

本には感銘をうけましたが、

実践にはほど遠い現実です。

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