2014年7月9日水曜日

自立神経失調症

          姫スイレン     


今から23年前の台風19号は、九州上陸時、940hPa、中心45mの強風で

甚大な被害をもたらしました。

長崎では、午後4時頃に来て30分程大風が吹き去って行きました。

長崎の大概の家は被害を受けて、青いビニールシートで覆われていました。

我が家は、最初の強風で南側の雨戸が飛ばされました。

それをどうにかしようとし、4才と6才の息子と一緒に、雨戸をはめ直したり、

雨戸は変形しはまらずに、飛んでいきましたが、、、。

その為に、サッシの内側に補強にと、襖戸をはずして置きテーブルなどを並べました。

幸い瓦が一部飛んだ位で、サッシのガラスは割れませんでした。

私はその時は、冷静に対応ができましたが、翌日になってから急に心臓がドキドキし、

不安感がジョーズの音楽のように、ドッ、ドッ、ドッと押し寄せて来るようになりました。

夜も眠れなくなり、病院にかかりましたら、自立神経失調症と言われ薬が出ました。

台風という恐怖が引き金となり、

元々あった不安や恐怖心が表に出てきたんだと思いました。

本当に大変だったのは、1か月程でしたが、

毎年台風が発生し、近づいてくると、ドキドキし何ともいえない気持ちになっていました。

それが、10年位前から肝が据わり、あまり心配しなくなりました。

何かあったらその時に考える、来る前から不安感を持たないようにしました。

生きている限り、色んな事がありますからね。

台風8号が、甚大な被害を出さない事を祈ります。

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