2013年12月9日月曜日

出雲大社(島根県出雲市)

    出雲大社拝殿

    参道の松林

    御本殿 

やわらぐ光や空にみちぬらん 雲に分け入るちぎのかたそぎ

                   寂蓮法師

今年5月に60年に1度の大遷宮が行われた出雲大社に

還暦の記念にと友人と一緒に行って来ました。

出雲大社は今回が3回目でしたが、毎回新しい発見があり

意義深い旅となりました。

    日本一大きい国旗

稲佐の浜の弁天島


出雲大社の主祭神は、大国主大神(おおくにぬしのみこと)です。

この神様は、古事記では何度も殺され死んで、

母神の願いや助力によって生き返り復活された方です。

またこの出雲を苦労して経営し繁栄させておられたのに、

皇孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)がこの国に降臨する際に、

国を譲り、目に見えない世界の神事をつかさどり見守っておられます。

国譲りの会議が行われたという稲佐の浜にも行ってきました。

縁結びの神社として有名な出雲大社ですが、

「蘇り」「人間復活」などの言葉がふさわしい神社だと思いました。

また今の日本があるのも国譲りが行われたからと思うと、

出雲大社の堤内で、はためく国旗にジーンとしました。

還暦を迎えた私達、人生を初期化したつもりで、

人と人の縁を大切に結びながら、

今からまた充実した生き方をしていこうと切に思いました。

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