出雲大社拝殿
参道の松林
御本殿
やわらぐ光や空にみちぬらん 雲に分け入るちぎのかたそぎ
寂蓮法師
今年5月に60年に1度の大遷宮が行われた出雲大社に
還暦の記念にと友人と一緒に行って来ました。
出雲大社は今回が3回目でしたが、毎回新しい発見があり
意義深い旅となりました。
日本一大きい国旗
出雲大社の主祭神は、大国主大神(おおくにぬしのみこと)です。
この神様は、古事記では何度も殺され死んで、
母神の願いや助力によって生き返り復活された方です。
またこの出雲を苦労して経営し繁栄させておられたのに、
皇孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)がこの国に降臨する際に、
国を譲り、目に見えない世界の神事をつかさどり見守っておられます。
国譲りの会議が行われたという稲佐の浜にも行ってきました。
縁結びの神社として有名な出雲大社ですが、
「蘇り」「人間復活」などの言葉がふさわしい神社だと思いました。
また今の日本があるのも国譲りが行われたからと思うと、
出雲大社の堤内で、はためく国旗にジーンとしました。
還暦を迎えた私達、人生を初期化したつもりで、
人と人の縁を大切に結びながら、
今からまた充実した生き方をしていこうと切に思いました。
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