2013年12月14日土曜日

喫茶店「アウルムーン」(長崎市)



あらゆる生命が、ゆっくりと生まれ変わりながら、終わりのない旅をしている
                               星野道夫


30年ぶりに再会した友人が、連れて行ってくれた喫茶店です。

街中にあるその店に入るとなんと、

写真家星野道夫さんの写真が何枚も飾ってありました。

オーナーの方が、星野さんの書物を読み、深く心に触れて、

手紙を出された事で縁ができ、交流され、

亡くなられた後に、ご遺族から写真を寄贈されたとの事でした。

私が初めて星野さんを知ったのは、

1997年の龍村仁監督「ガイアシンフォニー第3番」の映画でした。

2005年には、長崎県美術館で写真展も見ました。

喫茶店の「星野さんがたき火の前に座っておられる」写真の前に立つと

星野さんの世界、何とも不思議な安らぎみたいなものを感じ、

胸がいっぱいになりました。

友との30年の時をいっぺんに超えた出会い、星野さんとの出会い

素敵なオーナーさんとの出会いがあり、

その日は、稀なる日となりました。

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