帰りに頂いた榊
今朝は地域の神社の春の例祭のご神事に招かれました。
春のお祭りは「としごいの祭り」といい耕作の初めにおいて
五穀豊穣を祈る為のご神事です。
農耕民族の私達のご先祖様たちは春に豊作を願い、
秋には神に収穫を感謝するお祭りをずっとしてきたのです。
拝殿に上がり御本殿より扉の中の御神体である神様に出てもらう
事から始まるご神事はいつも感動します。
扉を神主さんが「オー」と言って開けられると扉が「ぎ―」と軋み音がします。
その時まるで神様がお出ましになり霊がおり波動が伝わって来るようです。
神と人とが一体になるかのような感じがします。
扉を開ける時の神主さんの声を警蹕(けいひつ)というそうです。
玉串を捧げ神主さんの祝詞があがり終わりはお神酒をいただきます。
地域の農業、商業、植木業などの産業の発展、
地域の方々一人一人の幸せを願うお祭り。
どの地域でも自然災害の多い国で人々の幸せをずっと神に祈ってきたんです。
私の住む地域の方々は神社を大切にされています。
昨日は風雨の激しい大変な日でしたが、
幸いな事に今日はスッキリ晴れて境内の桜も咲き善き日となりました。
帰りに頂いた紙垂の付いた榊は神様の分け御霊のようで有難かったです。
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