42年程前の秋に夫が1週間の連続休暇が取れていて早くから
出雲大社をはじめ山陰に行こうと予定していました。
その時、
母が子宮癌になっていて急遽手術が2日後に迫っていました。
旅行に行くかどうか迷いましたが、
父が「自分がいるから大丈夫、せっかくの連続休暇だから
旅行に行きなさい」と言ってくれました。
前日から実家に泊まっていたのでそこから歩いて長崎駅まで来て
いざ切符を買おうとしたら
「山陰本線は豪雨で復旧してなくて運休です」
と告げられました。
全く知りませんでしたが、
内心ほっとしたような氣持ちで実家にまた歩いて戻りました。
大いなる存在は母の看病をするようにと、、。
連続休暇の1週間は夫と2人実家で母の病院へ通いました。
母の手術は上手くいき子宮癌はステージ4でしたが
その後30年生きて85歳で亡くなりました。
今思えば
若く親不孝な私を出雲の神様はそんな形で導かれたのかなあ
と今回出雲に行って思えました。
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