2021年12月6日月曜日

今思えば

 

42年程前の秋に夫が1週間の連続休暇が取れていて早くから

出雲大社をはじめ山陰に行こうと予定していました。

その時、

母が子宮癌になっていて急遽手術が2日後に迫っていました。

旅行に行くかどうか迷いましたが、

父が「自分がいるから大丈夫、せっかくの連続休暇だから

旅行に行きなさい」と言ってくれました。

前日から実家に泊まっていたのでそこから歩いて長崎駅まで来て

いざ切符を買おうとしたら

「山陰本線は豪雨で復旧してなくて運休です」

と告げられました。

全く知りませんでしたが、

内心ほっとしたような氣持ちで実家にまた歩いて戻りました。

大いなる存在は母の看病をするようにと、、。

連続休暇の1週間は夫と2人実家で母の病院へ通いました。

母の手術は上手くいき子宮癌はステージ4でしたが

その後30年生きて85歳で亡くなりました。

今思えば

若く親不孝な私を出雲の神様はそんな形で導かれたのかなあ

と今回出雲に行って思えました。

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