2013年12月17日の長崎公演のパンフ
先日92歳で仲代達矢氏が亡くなられました。
12年前81歳の仲代達矢氏の無名塾の舞台を長崎市公会堂で見たのを思い出します。
「ロメオとジュリエット」の中で神父役でお出になられ長台詞を堂々と語られ
存在感が圧倒的にすごかったです。
「人間の条件」は20歳の時に本を読み、
映画館にも通いオールナイトで夜から朝まで3部作9時間余りを見ました。
戦争について何も知らなかったのでとても衝撃的でした。
映画を見た後、父と初めて戦争の話をし
父の戦争体験を聞き思い出深い映画になりました。
NHkドラマ「大地の子」(1995年)もとても感動的なドラマでした。
父親役の仲代達矢氏は本当に良かったです。
中国の川で船に乗りその時の親子の会話が忘れられません。
これも本を読みましたがリアルな残留孤児の話で
本の方がもっと悲しく辛い場面が描かれていました。
本を読んでも泣きましたが、ドラマを見て毎回泣いて
その私を小学生の息子たちは面白がって見ていました。
想い出に残るいい作品を見せて頂き有難かったなあと思います。
ご冥福を祈ります。
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