2014年8月21日木曜日

平山郁夫展



      長崎県美術館2Fより運河、長崎港


「没後5年ー求道と鎮魂の絵画 平山郁夫展」を

長崎県美術館で見てきました。

平山画伯の絵を見るのは、2001年に奈良薬師寺

玄蔵三蔵院の壁画を見に行って以来13年ぶりでした。

故郷、仏教伝来、シルクロード、平和への立場などと、

ジャンル別に掲げられた114作品がありました。

絵のそばには、画伯の文章も添えられていて

作品がわかりやすくストレートに伝わってきました。

画家特有の青、緑色の静謐なシルクロードの絵からは、

喜多郎のシンセサイザーの音楽が聞こえてくるようで、

感動で涙が出そうになりました。

また広島で勤労動員中に被爆された平山画伯が、

描かれた「広島生変図」も、心打たれました。

紅蓮の炎に燃える広島の町、

空には励ますかのように不動明王が描かれていました。

今回若い頃から好きだった平山画伯の作品を

たくさん見れて本当に良かったです。

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