長崎県美術館2Fより運河、長崎港
「没後5年ー求道と鎮魂の絵画 平山郁夫展」を
長崎県美術館で見てきました。
平山画伯の絵を見るのは、2001年に奈良薬師寺
玄蔵三蔵院の壁画を見に行って以来13年ぶりでした。
故郷、仏教伝来、シルクロード、平和への立場などと、
ジャンル別に掲げられた114作品がありました。
絵のそばには、画伯の文章も添えられていて
作品がわかりやすくストレートに伝わってきました。
画家特有の青、緑色の静謐なシルクロードの絵からは、
喜多郎のシンセサイザーの音楽が聞こえてくるようで、
感動で涙が出そうになりました。
また広島で勤労動員中に被爆された平山画伯が、
描かれた「広島生変図」も、心打たれました。
紅蓮の炎に燃える広島の町、
空には励ますかのように不動明王が描かれていました。
今回若い頃から好きだった平山画伯の作品を
たくさん見れて本当に良かったです。
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