2020年3月18日水曜日

山桜



「敷島の大和心を人問はば 朝日に匂う山桜花」
               本居宣長

36年をかけて古事記伝を世に出した本居宣長の歌です。

山にある多くの樹木のその他大勢の中で

この時期だけ咲いて「私はここにいるよ」と

主張しているように私には感じる木です。

山のふもとから見上げても見えません。

遠くから白くぼっーと咲いているのが見えます。

葉っぱとともに出て

ひっそりと人知れず咲き散っていきます。

毎年山桜を見ると

今野華都子先生に「古事記塾」で学んだこの歌を思い出します。


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