2013年3月17日日曜日

マリア様


今日3月17日は、信徒発見の日です。

江戸時代、幕府のキリスト教禁教令により、宣教師は追放され、

切支丹は厳しい迫害、拷問を受けました。

そのため西洋諸国では、もう日本には切支丹はいないと思われていました。

ところが明治になって、キリスト教禁教令が解かれ、

大浦に教会が建ち、フランスから神父がやって来ました。

すると、ザビエルの教えを受け継ぎ、

信仰を守り通してきた隠れ切支丹たちがその教会にやって来て、

『私達は皆、あなた様と同じ心であります、

サンタマリアの御像は何処に?』 

と信仰を告白しました。

148年前の今日の出来事です。

プチジャン神父は、切支丹が生き残っていた事実にとても驚き、

この話はローマにまで伝わりました。


我が家のマリア様は、夫の母から頂きました。

夫は大浦で育ち、私達の結婚式も大浦の教会で挙げてもらいました。

縁深き大浦天主堂なのです。

いつもこの日は、何か感動します。

0 件のコメント:

コメントを投稿