2017年12月7日木曜日

謝恩詞(おれいのことば)




出雲大社では祭典時に奏上される「謝恩詞(しゃおんじ)」

というのがあり、参列者も一緒に唱和しました。

帰ってから文句をよくよく見てみると

この謝恩詞のお礼の言葉には、

家族、親族、心楽しく仲良くして

末裔まで幸せを願う、有難い言葉が並んでいました。

この世も死後の世界でも、楽しみ喜びが尽きることなく

恵みと愛を分かち合って、心を穏やかに保つこと。

幽世(あの世)のことまで触れてあり、

奥が深く素晴らしい教えをいただきました。

謝恩詞(おれいのことば)
掛巻もかしこき大神の大前に恐み恐みもおさく。
大神の広き厚き恩頼に依りて食物衣服住居を始め萬の事等、
求る任に得しめ給い勤る任に成らしめ給い、親族家族和び睦び日に
異に心安く楽しく撫で給い守り給ひて、現世を去りぬる後の魂も
永久に治め給ひ恵み給ひ、幽世の制度の任に神の列に入らしめ給ひ
裔の弥次々をも守り幸ひぬべく、穴那比給ひ助け給ひて、
現世も幽世も楽しみ喜びの変わる事なくつくる事なく、
恵み給ひ愛み給はん事を嬉しみかたじけなみ称言おえ奉らくを
御心を平和に聞食せと恐み恐れもおす

2017年12月6日水曜日

万九千神社(出雲市斐川町)

     斐伊川
    万九千神社

出雲市斐川にある万九千神社に今回初めて行きました。

万九千神社は神在月に全国から参集された八百万の神様達が

最後にお立ちよりになられると伝えられている神社です。

出雲大社では旧暦の10月10日に

今年は11月27日夕刻から12月4日まで八百万神が参集し

滞在され4日4時に「お立ち」の神等去出祭が行われました。

その後に万九千神社に行かれ神宴(直会)を催され

諸国に旅立たれるそうで是非行ってみたいと思っておりました。

一畑電鉄で大津駅まで行き大河の斐伊川の神立橋を渡り訪ねました。

電車の中では大きな雷が鳴り響いていましたが、

外に出ると雨は全く降らずお日様さえ射してきました。

神様が万九千神社の方に来てらしたのかもしれません。

わかりにくい所で人に尋ね尋ね、

駅から30分位歩いてやっとありました。

小さな神社ですが、神在月でお参りの人は多かったです。

帰りは地元の親切な女性が出雲の事を説明して下さりながら、

車でJR出雲駅まで送って下さいました。

私は神社もよかったのですが古事記に出てくる伝説の

ヤマタノオロチの斐伊川を渡れて感無量でした。

万九千神社をお参りしたのは夕方4時過ぎだったので、

自分では勝手にまた八百万神様に出会い、

見送られて良かったと思っております。

今回も色んな面白い出会いがあり、

おばさんの戯れ事ですが、気持ちが若返り、

学生時代に戻り旅したような気になりました。

2017年12月5日火曜日

出雲大社縁結大祭

出雲大社
素戔嗚社と大岩
稲佐の浜

出雲大社の縁結大祭にハガキで申し込み、通知が来たので

神在月最後の神様がたたれる日の4日に参列してきました。

高速バスの予約も縁結大祭の三日間は満席でしたが、

3日夜の一席のみ空がありとれていました。

4日の縁結大祭は1500人の参列者でした。

私は一人高速夜行バスで行き8時半に着きまた。

そうしましたら受付の神職の方より

「どちらから来られましたか」と聞かれ「長崎から」と言うと

長崎の方初めてなので「都道府県の長崎代表になって下さい。

お席は用意してますから」とリボンを渡されました。

都道府県代表46名は、最前列で絵馬をもち奉納します。

1500名中の46名だったのです。

バスの予約から始まりミラクルがあっさり起こって!

ご神事が始まると法主様が祝詞をあげられる時、

巫女さんが神楽を舞われる前と絶妙なタイミングで雷が鳴りました。

「雷は神鳴るで大神様が来られたのよね。」

と回りでもささやかれていました。

最近は素戔嗚ブームなのか素戔嗚社の前も行列の人だかり

裏のパワースポットの大岩やお砂も、、。

稲佐の浜でも雷と雨でしたが、

裸足になってアーシングで禊をしました。

時間と経済を考え夜行バスで行き夜行バスで帰るという

ハードな出雲行きでしたが、日御碕神社、万九千神社も行き

とても充実した楽しいようこそのお参りができました。

2017年12月4日月曜日

山名犬張子



群馬が故郷の友人より「山名犬張子」をいただきました。

群馬高崎市の山名八幡宮の縁起物の犬張子です。

「犬」に「竹」をのせると「笑」の字になることから、
縁担ぎで竹籠を被せ山名八幡宮に伝えられる子授けと安産の
縁起物である「二股大根」が絵つけされております。

来年は戌年ですので、

これで笑顔いっぱいの新しき年を迎えられそうです。

2017年12月3日日曜日

空気澄んで




昨日は空気が澄んで抜けるような青空にうろこ雲。

まだ仕事をしている友人との時間を決めてのお出会いは

イチョウがきれいだった中島川界隈の散策でした。

いつも行くカフェ「洋菓子山葡萄」でオーナー手作りの

おいしいケーキをいただき時間の限り語らいました。

桜の紅葉、橋にかかっている紅葉した蔦、

イチョウの黄葉などを楽しみました。

いい季節はあっという間に終わります。

人生も同じですので、

今この時を大切にし最大限に楽しみたいものです。

2017年12月2日土曜日

イチョウ黄葉



早いもので師走になりました。

昨日はお朔日参りに出たついでに気になっていた、

市民会館横のイチョウ並木と

光永寺の大イチョウの黄葉を見て来ました。

残念ながら葉はだいぶ落ちていましたが、

まだ十分見れて黄金色のじゅうたんが美しかったです。

イチョウも葉がしっかり黄色になって落ちればいいのですが、

場所によっては黄色くならず落ちるのもあります。

落ちる様は雪が降るようにはらはらはらはらと。

一晩で落ちてしまうこともあります。

あと大音寺と伊良林小学校のイチョウが見事なんですが、

時間がなく行けませんでした。

今年も黄金色のイチョウの黄葉見れて幸せでした。

2017年12月1日金曜日

朝倉杷木町志波柿


朝倉市杷木町のブランドの「志波柿」が送ってきました。

銀行の社宅で一緒だった方が毎年送って下さいます。

今年7月の九州北部豪雨で

朝倉は24時間雨量が1000㎜を超え

杷木地区は山崩れなど大変な被害を受けました。

柿も壊滅的な被害を受けて

今年はもう無理だろうと思っていました。

でも立派な大きな柿がこうして送られてきました。

いつも有難く頂きますが、

今年はことの他有難く大切にいただこうと思いました。