1985年8月12日に日本航空123便のジャンボジェット機が
群馬県御巣鷹山に墜落し
520名の方が亡くなり4名の生存者がいました。
単独機世界最大の墜落であれから35年が経ちました。
その原因についてはまだわからないことも多く、
陰謀説をはじめ色々な説があります。
あの事故(事件)を目撃証言に基づき丁寧に取材し
真相に迫った本を読みました。
作者は元日本航空国際線客室乗務員で
亡くなった日本航空の人達とは同じグループをも組んだ人です。
作者は東京大学大学院修士課程修了したノンフィクション作家の
青山透子氏です。
当時の山下徳夫運輸大臣や中曽根元首相などの発言も出てきます。
自衛隊や米軍の事、ファントム2機、
JAL123便に付いていた赤い物体。
ジェット機の燃料ではありえないガソリンとタールの臭い。
はじめ墜落した場所が特定できなかったようですが、
地元の方々は目撃し電話などで連絡をしていた事など書いてあります。
あの痛ましい悲劇の墜落の真実は本当は何だったんでしょうか?
亡くなられた多くの方のためにも
残された遺族のためにも真実が明らかになってほしいと願います。
時間が経ちすぎましたが無念な思いは続いてるでしょうから。
1985年といえば日本は経済的に豊かになっていた頃で
この事故(事件)の後、
アメリカの対日貿易赤字が顕著だったために
9月22日に円高ドル安のプラザ合意がありました。
それからバブルが始まった
日本の一つの激動期に起こった事件です。
JAL123便についての青山氏の本は他にも2冊あります。
図書館に全部ありましたので読んでみるつもりです。
テレビや新聞だけでは知らない事ばかりの世界がありました。
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