不断草(フダンソウ)を買ってきました。
今のは赤や黄色でカラフルで、
名前もスイスチャードというそうです。
不断草を見ると山本周五郎の小説の「不断草」を思います。
主人公の女性が離縁された家に帰り、
盲目の姑に不断草を調理して出したら
食べやすく柔らかに煮てありその心配りから、
すぐに嫁であることがわかったという場面が浮かびます。
また葉を次々に出すので、葉をもいで使っても途切れなくて、
不断草という名がついていることなどです。
私が若かりしまだ独身の頃に読み感動した小説です。
あの時の気持ちを思い出し、
心こめて夕食の準備をしなくては、、。
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