2019年4月12日金曜日

不断草(フダンソウ)


不断草(フダンソウ)を買ってきました。

今のは赤や黄色でカラフルで、

名前もスイスチャードというそうです。

不断草を見ると山本周五郎の小説の「不断草」を思います。

主人公の女性が離縁された家に帰り、

盲目の姑に不断草を調理して出したら

食べやすく柔らかに煮てありその心配りから、

すぐに嫁であることがわかったという場面が浮かびます。

また葉を次々に出すので、葉をもいで使っても途切れなくて、

不断草という名がついていることなどです。

私が若かりしまだ独身の頃に読み感動した小説です。

あの時の気持ちを思い出し、

心こめて夕食の準備をしなくては、、。

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