2016年9月11日日曜日

クリを見て




近所の栗の木に大きな実がなり、

中から立派なクリが顔を見せていました。

大きさからたぶん丹波栗だと思います。

地面にも落ちていますが、栽培の栗なので見るだけです。

栗を見ると、母は私が好きだからと、いつもこの時期に

立派な丹波栗を買って待っていてくれました。

毎週、毎週行く度に用意してあるので、

私は、「帰りに重いからもういいよ。皮むくのもめんどうだし」と

つれなく言ってしまったのです。

母はどんなに悲しかったことでしょうか?

親子は関係性が近いだけに、子は甘え我儘になります。

親の思い子知らず、子の思い親知らずです。

母は、毎週来てくれる娘を喜ばせたかっただけなのに、、。

この年になり、心から申し訳なかったなあと、

今は亡き母に、「お母さんごめんね」と詫びています。

遅いのですが、、、。

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