私は60歳まで介護支援専門員として
主に老人介護の仕事に携わってきました。
今100歳を超える人は7万人いるらしいのです。
私も在職中に100歳を超える方に在宅介護で
3人関わらせてもらいました。
在宅で100歳以上の方に関わるのはほとんどの方は
施設で生活されているので珍しい事なのです。
見てる方は80歳位の高齢の娘さんやお嫁さんでした。
その中で戦後中国から引き揚げて来れれた方がいました。
その方の口癖は「人生は何があるかわかりません」でした。
100歳の方が言われるので重みがありました。
庭園業で中国で成功し、
全財産を捨てて引き揚げて来られ日本に帰ってからも
大変な苦労をされ仏教書をよく読まれた方でした。
何をしてさしあげても手を合わせ感謝をされる人でした。
関わった100歳以上の方々は認知症はなく
体は多少不自由でしたが素敵な方々でした。
先日はスーパーで元利用者の方とばったり出会いました。
96歳の一人暮らしの方で元気にされていて嬉しかったです。
高齢者の孤独死や虐待など闇の部分も体験しましたが、
素晴らしい方々との出会いもたくさんあり、
自分も高齢者となり、
その方々から学んだ事が今の自分の糧にもなっています。
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